おしっこをする(Peeing)
- 犬同士が認め合った後にするオシッコは「友達になった」というシグナル
私たちが何気なく目にしている愛犬のオシッコ。その行動には単なる排泄以上の意味が込められているときもあるということをご存知でしょうか?
じつは、犬が緊張や不安を感じたときや友好の意思を示したいときに「オシッコをする」ことで自らや相手を落ち着かせようとすることがあります。
これは「カーミングシグナル」と呼ばれる、犬同士や人との間で使われる平和のボディランゲージのひとつです。
本記事では犬が見せるこの「オシッコをする」という行動について、その意味や具体的なシチュエーション、飼い主としての正しい対応方法を詳しく解説していきます。
カーミングシグナルとは?
犬はヒトの言葉を話しませんが、身体を使ったさまざまなサイン=ボディランゲージを通じて気持ちを表現しています。
その中でも「カーミングシグナル」(Calming Signals)は、犬同士や人間との関係性において緊張やストレスを和らげるために使われる特別なサインです。
ノルウェーのドッグトレーナー、トゥーリッド・ルガース氏によって提唱され、代表的なものとして「顔をそらす」「あくびをする」「身体の向きを変える」「座る」など、30種類ほどが報告されています。
これらのサインは犬が「私はあなたに敵意をもっていないよ」「落ち着こうよ」といった平和的な意思表示をするために使うものです。
つまり、カーミングシグナルを読み取ることができれば、犬との関係性をより深く理解し、ストレスを和らげる手助けができます。

場の空気を和らげる「オシッコ」
「オシッコ」は単なる生理的な排泄行動だけではありません。
犬にとって「おしっこをする」という行為は、感情の表現やコミュニケーションの手段でもあるのです。
とくに、以下のような心理状態のときにカーミングシグナルとしてオシッコをすることがあります。
- 新しい相手と仲良くなりたい
- 相手の緊張や不安を和らげたいとき
「オシッコをする」という犬の行動は単なる排泄行動というほかに、場の空気を和らげるために行われる犬なりの「平和のサイン」であることもあるのです。
-350x350.png)
どんな場面でする「おしっこ」が平和のサイン?
犬が初対面の相手と出会った際、少し距離が近すぎると感じたり、相手が積極的すぎたりすると突然その場でオシッコをし始めることがあります。
これは、「落ち着いて」「私は大丈夫だよ」という気持ちの表れです。
犬同士が初めて出会ったあとでどちらか(もしくは両方)の犬がオシッコをしたときは「もう、友達だよね」というメッセージが込められている可能性が高いと考えられます。
カーミングシグナルは、犬同士が衝突を避けるための平和的な言葉です。
私たちがその意図を理解し、空間を整えることで、より円滑な関係づくりが可能になります。

まとめ:カーミングシグナルを理解して愛犬と心を通わせよう
犬がオシッコをする行動の裏には、私たち人間には思いもよらない深い意味が隠されています。
飼い主が人間目線で見たときに困ってしまう愛犬の行動が単なる失敗や問題行動ではなく、じつは犬なりの平和を伝える手段であるばあいもあることもあるのだということを知っていれば、私たちの見方も変わってきます。
カーミングシグナルを正しく理解したうえで、愛犬のきもちに寄り添った正しい対応を取れるようになることで、あなたと愛犬との信頼関係はぐっと深まります。
また、他の犬とかかわる場面においても、この知識がトラブルの回避やスムーズな交流に役立つことは間違いありません。
愛犬のささやかなサインに気づける飼い主でありたいですね。
【一覧表】カーミングシグナル全30種
犬たちのボディランゲージのなかにカーミングシグナルに該当するしぐさは30種類あると言われます。
愛犬がよく見せる行動や、お散歩中に見かけて意味を知りたかった行動をクリックしてゼヒ読んでくださいね。
犬の「本当の気持ち」が分かるようになると愛犬との暮らしがもっと楽しくなりますよ!
- 【完全版】カーミング・シグナルをおぼえよう!
- ゆっくりと歩く(Walking slowly):カーミング・シグナル(1)
- 身体を横に反らす(Turning the side):カーミング・シグナル(2)
- カーブを描きながら近づく(Walking in a curve):カーミング・シグナル(3)
- 横を見る(See the side):カーミング・シグナル(4)
- 尻尾を振る(Wagging tail):カーミング・シグナル(5)
- 座る(Sitting down):カーミングシグナル(6)
- どこかに行ってしまう(Go away):カーミング・シグナル(7)
- 前足を上げる(Lifting ones paws):カーミングシグナル(8)
- 鼻を持ち上げる(Nose up):カーミングシグナル(9)
- 2頭のあいだを裂く(Going between, splitting up):カーミング・シグナル(10)
- あくびをする(Yawning):カーミングシグナル(11)
- 身体を振る(Shaking off):カーミングシグナル(12)
- 身体を低い位置に落とす(Lower the body):カーミングシグナル(13)
- 遊びの誘い(Going down in play position/ Play Bow):カーミングシグナル(14)
- 子犬のように振る舞う(Like a puppy):カーミングシグナル(15)
- そっぽを向く・頭を動かす(Turning the head):カーミングシグナル(16)
- 口元を後ろへ引く (Lengthen the corner):カーミング・シグナル(17)
- 歯をカチカチと鳴らす(Tang the teeth):カーミング・シグナル(18)
- 口と鼻の周りをなめる(Licking nose):カーミング・シグナル(19)
- 口をパクパクさせる(Gasp the mouth):カーミング・シグナル(20)
- 背中を向ける(Turning the back):カーミング・シグナル(21)
- おしっこをする(Peeing):カーミング・シグナル(22)
- その場所にいないように振る舞う(Acting like nothing happen):カーミング・シグナル(23)
- 静止(Freeze):カーミング・シグナル(24)
- 地面の臭いを嗅ぐ(Sniffing the ground):カーミング・シグナル(25)
- 伏せる(Lying down like the Sphinx):カーミング・シグナル(26)
- 顔の向きを変える(Turn the face around):カーミングシグナル(27)
- 目をそらす(Gaze Aversion):カーミングシグナル(28)
- 笑う(Smiling):カーミングシグナル(29)
- 転移行動(Re-directional behavior):カーミング・シグナル(30)
あなたにピッタリの情報かも?





SuzyにLINEで質問!
この記事を読んでもっと知りたいことや疑問が沸いてきたら、以下のページからLINEのお友達登録のうえチャットでSuzyにご質問ください。

:犬のカーミング・シグナル(22).png)





コメント