本屋さんへ行けば、たくさんの犬のしつけ本が並んでいます(一昔前に比べて減ったようには思いますが)。
また、インターネットで検索すれば、犬のしつけに関する情報がたくさん出てくるでしょう(この記事もそうですね)。
本によって、記事によって、言っていることがまちまちだったり、真逆だったりして、いったいどうすればいいのか、迷ってしまうことがあると思います。
そんなときは、どんな犬に育ってほしいのかを考えると、それに沿ったしつけの方法が選べるようになります。
大きく分けると、次の2つになるでしょうか。
- 飼い主の指示に即座に従う犬
- 飼い主が困ることをしない犬
「どっちも!」と言いたいところですが、じつは育て方が正反対なのです。
今回は、「飼い主の指示に即座に従う犬の育て方」を見ていきましょう。
【一覧表】カーミングシグナル全30種
犬たちのボディランゲージのなかにカーミングシグナルに該当するしぐさは30種類あると言われます。
愛犬がよく見せる行動や、お散歩中に見かけて意味を知りたかった行動をクリックしてゼヒ読んでくださいね。
犬の「本当の気持ち」が分かるようになると愛犬との暮らしがもっと楽しくなりますよ!
- 【完全版】カーミング・シグナルをおぼえよう!
- ゆっくりと歩く(Walking slowly):カーミング・シグナル(1)
- 身体を横に反らす(Turning the side):カーミング・シグナル(2)
- カーブを描きながら近づく(Walking in a curve):カーミング・シグナル(3)
- 横を見る(See the side):カーミング・シグナル(4)
- 尻尾を振る(Wagging tail):カーミング・シグナル(5)
- 座る(Sitting down):カーミングシグナル(6)
- どこかに行ってしまう(Go away):カーミング・シグナル(7)
- 前足を上げる(Lifting ones paws):カーミングシグナル(8)
- 鼻を持ち上げる(Nose up):カーミングシグナル(9)
- 2頭のあいだを裂く(Going between, splitting up):カーミング・シグナル(10)
- あくびをする(Yawning):カーミングシグナル(11)
- 身体を振る(Shaking off):カーミングシグナル(12)
- 身体を低い位置に落とす(Lower the body):カーミングシグナル(13)
- 遊びの誘い(Going down in play position/ Play Bow):カーミングシグナル(14)
- 子犬のように振る舞う(Like a puppy):カーミングシグナル(15)
- そっぽを向く・頭を動かす(Turning the head):カーミングシグナル(16)
- 口元を後ろへ引く (Lengthen the corner):カーミング・シグナル(17)
- 歯をカチカチと鳴らす(Tang the teeth):カーミング・シグナル(18)
- 口と鼻の周りをなめる(Licking nose):カーミング・シグナル(19)
- 口をパクパクさせる(Gasp the mouth):カーミング・シグナル(20)
- 背中を向ける(Turning the back):カーミング・シグナル(21)
- おしっこをする(Peeing):カーミング・シグナル(22)
- その場所にいないように振る舞う(Acting like nothing happen):カーミング・シグナル(23)
- 静止(Freeze):カーミング・シグナル(24)
- 地面の臭いを嗅ぐ(Sniffing the ground):カーミング・シグナル(25)
- 伏せる(Lying down like the Sphinx):カーミング・シグナル(26)
- 顔の向きを変える(Turn the face around):カーミングシグナル(27)
- 目をそらす(Gaze Aversion):カーミングシグナル(28)
- 笑う(Smiling):カーミングシグナル(29)
- 転移行動(Re-directional behavior):カーミング・シグナル(30)
「飼い主の指示に即座に従う犬」の育て方
- 動作(オスワリ,フセ,マテ,ツケ,オイデなど)のコマンドを教え、それに従ったらご褒美にオヤツを与える(オヤツ・オモチャ以外に強く犬の興味を引くものはないという考え)
- 嫌なこと・苦手なことは、オヤツに集中させて、気持ちがオヤツのほうにそれているうちに済ませる(問題と向き合わずにやり過ごさせる)
- 叱ってはいけない(「犬に嫌われる」というのが理由なのだそう…)
これらの方法は、いわゆる「ドッグトレーニング/服従訓練」で習得することが可能で、大半の犬のしつけ教室はこの方法のトレーニングを教えてくれます。
「飼い主の指示に即座に従う犬」の弱点
ですが、この方法で訓練をすると、
- 教わった動作に限って、
- 報酬(オヤツ)という見返りのために、
- 指示を受ければ
行うようになります。
オヤツへの執着が強まり、飼い主はオヤツが出てくるマシンのような扱いとなり、「人」に対する意識が希薄になってしまいます。
この訓練をするトレーナーのデモンストレーションでは、ハンドラーがオヤツを出すのが待ちきれず、犬がトリーツバッグに飛びつく姿をたくさん目にします。
また、「してはいけないこと」は教わっていないため、教わった動作以外は犬の基準で行動するので、教えた動作以外の生活上の問題などは置き去りのままになってしまいます。
ただし、このような訓練を飼い主と一緒に行うこと自体は、信頼関係の醸成の一助にはなります(犬にとっては、一緒に遊ぶのと同じなので)。
お手などの芸や、フリスビーやアジリティなどのドッグスポーツの訓練も、同様の結果をもたらします。
成績よりも大事なこと
訓練やスポーツ等の競技を楽しむことは悪いことではないけれど、それができればすべての問題が解決する訳ではありません。
競技の成績を極めようとすればするほど、日常生活における問題が悪化していくことは少なくありません。
日常生活を送るうえで大切なことをしっかりと身に付けたうえで、あくまでも「飼い主の楽しみのため」にやるべきことです。
愛犬が楽しんでいるのは、飼い主が楽しいと思っているからです。
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