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家族の負担にならない犬のしつけ方法

先日、犬のしつけ3原則というお話を公開しました。

今回は、その2番目に書いた、

「家族の暮らしに負担をかけないため」のしつけとは何かを、お話したいと思います。

たとえば、犬との暮らしで飼い主家族に負担となる状況には、どんなものがあるでしょうか…。

お散歩の引っ張りが強すぎ

「危なくて、お父さんしか散歩できないんです」と、いうご相談も多くいただきます。

お父さんは、たとえどんなに忙しくても、体調が悪くても、愛犬のお散歩に行かなければなりません。

最初の数年は、可愛い愛犬のために頑張れるかもしれません。

でも、それが10年も15年も続いたら、お父さんの心もぽっきりと折れて、愛犬を可愛いと思えなくなっている姿が目に浮かびます。

義務感で続けるお散歩は苦行でしかありません。

屋外でしか排泄できない

朝・晩、決まった時間に散歩へ連れ出さなければならず、外出していても帰宅時間が気になり、外出が楽しめません。

これも、犬の一生の間続くと、やっぱり辛くなってきます。

留守番ができない

「1匹で残していくと大騒ぎになるため、出かけるときは、家族のだれかが必ず一人、留守番しなければならず、家族そろって外出をすることができない」というご相談もよくあります。

これも、先の排泄問題と同じく、犬の一生の間続くと、やっぱり辛くなってきます。

特定の人のいうことしか聞かない

「お父さんの指示は聞くけれど、お母さんや子供たちが言うことは聞かない」というのも、よくあります。

自分の言うことを聞いてくれないと、面白くないですよね。

可愛く思えなくなって「あの子はお父さんの犬だから」と関わることを辞めてしまい、家族が分断してしまうケースもあります。

これは、犬の側に変わってもらうというよりも、飼い主さんたちの接し方に工夫が必要になります。


などなど、挙げてみると、いろいろと心当たりのある項目があるのではないでしょうか?

ご家庭の状況がどうか、今一度振り返りをして、足りないところがあれば、さっそく取り組んでみてください。

飼い主といっしょなら、何歳からでも犬は変われる」ですよ。

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Shizuka “Suzy” Ishida

Shizuka “Suzy” Ishida

2005年より東洋思想をベースにした「ごほうびにオヤツを使わない犬のしつけ方」を提唱。吠える・噛むの問題を抱えた小型犬のしつけを得意としていますが、保護犬の心のリハビリもしています。当サイトで提示しているしつけ方法はすべての犬に100%当てはまるものではありません。性格や状況によって対処方法はさまざまです。お試しになる際はあらかじめご理解のうえお願いいたします。

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