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【保存版】成長ステージ別:失敗しない犬のトイレのしつけと環境づくり

「愛犬のトイレがなかなかうまくいかない……」
「一度できるようになったのに、最近また失敗が増えて絶望している」

そんな悩みを抱えて相談にいらっしゃる飼い主さんは、後を絶ちません。

じつは、トイレのしつけは単なる「反復練習」ではなく、犬の身体と心の成長ステージに合わせたアプローチが必要です。

室内でトイレができるようになると、悪天候時の無理な散歩を避けられるだけでなく、将来体が弱ったシニア期にも、愛犬の負担を大きく減らすことができます。

お家の中のトイレで用を足せるようにしておくことは、とても大切なしつけです。

本記事では、Suzyの20年のトレーニング経験に基づき、成長ステージ別のポイントと、成功率を劇的に上げる「設置場所の極意」を解説します。

成長ステージ別、排泄の特徴

トイレのしつけは、成長のステージにより気を付けるポイントやコツ、対策が異なります。

犬の成長ステージは、大きく以下の3ステージに大別されます。

  1. 子犬期
  2. 成犬期
  3. シニア期

以下、子犬期から順に成長ステージ毎のトイレトレーニングのポイントやコツを解説していきます。

子犬期(~5カ月くらいまで)

身体が未熟で、膀胱も小さいため、1度に出る量は少なく、回数は多いのが特徴です。

犬は本来、排泄物で汚れた場所を嫌う本能が備わっています。

トイレを汚れたままにしていると、(汚れている)トイレスペース以外の場所で排泄をするようになってしまい、トイレを覚えさせることが難しくなります。

このため、頻繁にシートを取り換えて、清潔にしておかなければいけません。

成犬期(生後6カ月~シニア期になるまで)

生後6カ月頃には、身体の大きさがほぼ大人サイズになり、多くの子で性成熟が始まります。

室内のトイレで、足をうっすら上げてオシッコをするようになったり、お散歩時に少量のオシッコを何回もするようになったら、性成熟の始まりです。

この頃には、オシッコの回数は1日に数回程度になりますが1回分の量が増えます

トイレの回数がうんと減るため、トイレシートの交換回数は減りますが、量が増えるため吸水性の高いペットシーツに変える必要がでてくるでしょう。

シニア期(排泄のコントロールが困難になる頃)

自分の意に反して漏らしてしまったり、トイレの場所が分からなくなったりしてきます。

このステージになると、しつけで排泄をコントロールすることは難しいため、環境を整えることで対応していきます。

トイレのしつけを成功させるためのノウハウ

Suzyのレッスンを受ける犬たちの多くは、生後4カ月から成犬期の犬たちがほとんどです。

なかでも、いちどできるようになったはずのトイレを失敗しはじめる、「思春期」の犬たちをトレーニングすることがもっとも多いです。

ですので、子犬~思春期の犬たちの目線でトイレのしつけを成功させるためのノウハウを、お伝えしたいと思います。

トイレの設置場所と数

設置するトイレの数は、1頭飼いであっても2カ所以上必要になります。

1つめのトイレは寝床から一番遠い場所

子犬のうちは、オシッコ済みのトイレシートのうえで寝てしまったり、ウンチを食べちゃったりしますが、犬は本来きれい好きな生き物です。

できるだけ自分の寝床(テリトリー)から遠い場所で排泄をしたい生き物なのです。

ベッドの近くでトイレしたくない!

このため、だんだん月齢を重ねて成長してくると(これまでは問題なく使えていたとしても)、ケージ内にベッドとトイレを置いているばあい、ベッドの近くのトイレにはできるだけ排泄したくないなぁと思うのが正常なのです。

おトイレをケージ(寝床)の外でしてしまうというのは犬にとっては当たり前のことで仕方のないことと言えます。

リビングの出入り口付近がおススメ

室内をフリーで過ごしているときには、ワンちゃんが自由に移動できる範囲で、できるだけ寝床から離れた場所におトイレを準備しましょう。

多くの場合、リビングで過ごしていると思いますのでリビングの出入り口付近に置くと比較的成功しやすいはずです。

つぶやきとくに部屋の出入口付近を好むコが多いです

2つめはケージ内で寝床から一番遠い場所

室内フリーでお留守番させるのが心配なばあいは、事故を防ぐためケージ(またはサークル)の中でお留守番してもらうことになります。

お留守番中に使用するおトイレは、ケージの中に置かざるを得ません。

お留守番のときだけケージ内にトイレを移して利用するばあい、トイレは1つで済みますが、それが手間に感じるばあいは、もう一つケージ用にトイレをご用意ください。

各階にトイレを設置

普段は1階のリビングで生活しているけれど、飼い主が寝室にいくときは一緒に2階の寝室へ移動する

などの習慣がある2階建て以上の広いお家のばあいは、さらに追加のトイレコーナーが必要です。

上記のようなばあい、階段の上り下りが難しかったり、階下へ降りるまで間に合わないなどで、おトイレを失敗するケースもままあります。

フロアが変わると、とたんに距離を感じてしまうようです。

このばあいは、1フロアに一つずつトイレを置いてあげても良いと思います。

飼い主の目が届きにくくなりますが、排泄後はできるだけ早く気付いてやり、速やかにお片付けしましょう。

つぶやきワンちゃんが自ら報告に来てくれるような関係になれるとベストです

その他の設置場所の候補

 その犬が失敗してしまう場所

いつも失敗してしまう場所が、ある程度決まっていることもあります。

そのばあいは一時的に失敗した場所にひとまずトイレを置いて、日々少しずつトイレの場所を飼い主が望む場所へ動かしていくという作戦もあります。

なお、どのようなトイレを使えば良いかについては、以下の記事をご参照ください。

失敗しても慌てない・騒がない

一度は覚えたトイレの失敗が続くようになった原因は、だいたいが失敗したときの飼い主さん家族の反応と考えられます。

おトイレの失敗を見つけたとき大声を出したりドタバタ慌てて片付けたり、犬を叱ったりしていませんか?

もし、万が一愛犬がおトイレを失敗していたのを後から見つけたとしても、それは見ていなかった飼い主の落ち度です。

こっそり、ひっそりと片付けをして、次は現行犯で見つけるぞと固く心に誓ってください。

つぶやき現行犯を見つけても決して騒いではいけません

トイレは成功を褒めて教える

なぜ、現行犯を見つけるかというと、それは失敗を成功で終わらせるためです。

失敗を成功で終わらせるのがトイレトレーニング

もし、トイレではない場所で用を足し始めたら、そのまま(垂れ流すことになったとしても)、トイレまで連れていき、最終的にはトイレの上で済ませる経験をしてもらいます。

そして、おトイレで排泄したことをうんと褒めてあげます

ここでおトイレをすれば飼い主さんが喜ぶ」と分かれば、褒めてもらえる場所で、おトイレをするようになっていきます。

つぶやきそうすると、オシッコしたよー!ウンチしたよー!と犬のほうから報告に来てくれるようになります

まとめ

お家の中の決まった場所でおトイレができるようになれば、ともに生活していく上での様々なメリットがあります。

室内トイレができることのメリット

  • 悪天候時(台風や大雪など)に、排泄のために散歩に出る必要がない
  • 排泄のタイミングを考えて帰宅する必要がない
  • 老犬になり身体が弱ってからも、排泄のために外に出す必要がない
  • 排泄物で公共の場所を汚さないで済む

具体的な作戦はケースバイケース

トイレトレーニングのご相談を頂いて飼い主さんにアドバイスする際は、お家の間取りや、失敗の内容などさまざまな条件によってベストな選択が違ってきます。

本記事で取り上げた方法は、飼い主さんがよくやりがちな間違いと、トイレの教え方の基本となります。

上記の方法が上手くいかないときは、飼い主さんが思いもよらないちょっとしたことが失敗の原因になっています。

そんなときは、プロのアドバイスを受けて解決のヒントを見つけましょう。

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Shizuka “Suzy” Ishida

2005年より東洋思想をベースにした「ごほうびにオヤツを使わない犬のしつけ方」を提唱。吠える・噛むの問題を抱えた小型犬のしつけを得意としていますが、保護犬の心のリハビリもしています。当サイトで提示しているしつけ方法はすべての犬に100%当てはまるものではありません。性格や状況によって対処方法はさまざまです。お試しになる際はあらかじめご理解のうえお願いいたします。

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