『ベイタウン・パックウォーク』
レッスンの卒業生さんや保護犬の里親さんたちから長いこと開催のリクエストを頂いてきた「パックウォーク」ですが、10年以上前に米国から日本に「パックウォーク」を初めて導入した3C Dogsのくまこさんのご協力を得て、2024年6月より不定期に開催しています。
パックウォークとは
パックウォークとは、複数の犬と飼い主が一緒に群れになって歩くお散歩のことです。
犬たちの社会性を育んだり飼い主同士が情報交換をする場として、近年ようやく日本の飼い主のあいだでも、その認知が広がり始めました…。
目的・メリット
パックウォークをおこなう目的と参加のメリットとしては、おもに以下のようなことが挙げられます。
- 犬の社会性を育むことができる
- 効果的なお散歩の方法を知ることができる
- 犬語を理解できるようになる
- 飼い主の仲間づくりの場となる
1.犬の社会性を育む
犬は本来群れで生活する動物です。
パックウォークを通して、犬同士の挨拶の仕方、コミュニケーションの取り方などを学ぶことができます。
また、ほかの犬たちと触れ合うことで、吠えたり飛びついたりするなどの問題行動を改善できる可能性もあります。
普段長いお散歩をしない子も、ほかの犬と一緒に歩くことでいつもより長い距離を歩いてみせたり、途中で嫌がって抱っこをせがんでいたような子がスタスタと早歩きする姿を見せるなど、飼い主が思いもよらない一面を見せることも決して少なくありません。
2.効果的なお散歩のコツを知る
犬にとって、運動は心身の健康維持に欠かせません。
にもかかわらず、日々の散歩を漫然と歩いて終わらせてはいないでしょうか?
ワークショップでは、お散歩をどのように組み立てれば同じ時間でワンちゃんにとって「より効果的で楽しいものにできるか」などのコツをお伝えしていきます。
犬にお散歩が必要な5つの理由
お散歩は犬の排泄のためにあらず 犬のお散歩はトイレをさせるために行くのではありません。住宅が密集する都市部では排泄自体はできるだけ自宅敷地内で済ませることが求められています。しかし、排泄を自宅内で済ませていてもどんなに小さい犬であってもお散歩に行くことは必要です。なぜ、「犬...
また、歩きながらお散歩シーンで起きがちな事故の危険性や気を付けたいマナーについてもお伝えしていきます。
実際に犬を連れて現場を見ながら話を聞くことで、ただ耳で聞いたり本で読んだりするだけよりも、ずっとリアルにイメージすることができ、学びが深まるでしょう。
3.飼い主が犬語を理解できるようになる
飼い主さんも犬たちの犬のボディランゲージによるコミュニケーションを見ながらトレーナーによる解説を聞き、犬のものの考え方や行動の特性を学ぶことができます。
犬という生き物を知る
私たち飼い主は、愛犬に何かを教えようとする前に、彼らがどんな生き物なのか、 どんなところが人間と同じで、 どんなところが人間と違うのか、身体と心の両面について、知っておかなければなりません。 犬は群れの役に立ちたいと考えて行動する生き物だ 犬は本来「自ら群れの役に...
カーミング・シグナルをおぼえよう!
犬が身体で自分の気持ちを表す「ボディーランゲージ」のなかには、「カーミング・シグナル」と呼ばれるカテゴリがあり、犬社会を円滑にするための、とても重要なボディーランゲージになっています。 カーミング・シグナルとは? ノルウェーのドッグトレーナーであるTurid Rugaas(トゥーリッド・ルガ...
4.飼い主の仲間づくりの場
パックウォークに参加することで犬を飼っている者同士が知り合って、犬のしつけや悩みについて互いに相談をしたり、しつけの練習相手になってもらったりする「仲間」づくりをすることもできます。
とくに、愛犬がほかの犬に吠えてしまう飼い主さんは、ほかの飼い主さんを避けて犬の散歩をしてしまいがちで、なかなか犬友達をつくることができません。
そうした飼い主さんも、パックウォークの場であればほかの飼い主さんと安心してコミュニケーションをとることができ、飼い主のストレス解消効果も期待できます。
犬のしつけにピア効果を活用する
仲間や同僚などがお互いの行動や生産性に影響を与え合うことを指す「ピア効果」という専門用語があります。「朱に交われば赤くなる」ということわざは、まさに「ピア効果」のことを示すものです。 ピア効果とは ピア(peer)は、年齢・地位・能力などが同等の者、同僚、同輩、仲間を意味する英語で、教育...
コンテンツ
- パックウォークとは?(←このページ)
- パックウォークのプログラム
- 開催概要・スケジュール
- 参加条件・もちもの
- PWの問い合わせ・申し込み方法