Suzyが提唱する「犬のしつけ」は、エサ(フードやオヤツ)を使ってコマンドに従うことを重視していません。

犬自身の自己抑制機能(自制心)を養うことと飼い主が犬のことばを正しく理解することを重要視し、これらの能力の向上に取り組むことを目的としています。

「自己抑制機能を鍛える」と聞くと、どんなイメージが湧いてくるでしょうか。
自己抑制機能が高いイヌと、低いイヌの行動を比べてみたいと思います。
自己抑制機能が低いイヌの特徴
日常の生活で、愛犬が困った行動をとる背景には、以下のような性格傾向があります。
- 怒りなどの感情の爆発をコントロールするのが難しい
- 自分の思い通りにならないと怒り出す
- 良いか悪いかを判断する前にすぐに実行する
- 人(犬)見知りや不安が強くなかなか安心できない
具体的に起こること
上記のような性格傾向がある犬はたとえば以下のような行動をして飼い主を困らせます。
- 気に入らない犬に吠え掛かっていく、喧嘩を吹っ掛ける
- 飼い主が自分の気に入らないことをしようとしたら噛みつく
- 散歩中、気を取られたものに突進していく
- 道に落ちているものを食べようとする
- 人や犬が怖い
- 留守番ができない
- いつまでも吠え続ける
飼い主が困ったと感じる愛犬の行動の多くはその犬の自制心が不足していること原因で起きていることが少なくありません。
自己抑制機能が高いイヌの特長
一方で、自己抑制ができる犬には以下のような特徴があります。
- 自分の欲求を理性でコントロールできる
- 瞬間的な怒りや爆発的な負の感情がそもそも滅多に湧いてこない
- 自分の思い通りにならなかった場面では相手に自分の不満をしっかり伝えるが攻撃することはしない
- しても良いのか悪いのかを十分考えてから自分の思いついた行動をとる
- 不安や人(犬)見知りがあったとしても必要以上に不安感を長引かせない
では、このように自制心のある犬のばあいどのような行動をするのでしょうか?
具体的な行動
以下のように同じシチュエーションであっても自制心の高低によってとる行動がこんなにも変わります。
- 気の合わない犬に出会っても最低限の挨拶をした後は必要以上に関わらない
- 自分が嫌だと思うことであっても我慢して受け入れる(飼い主を信頼しているから)
- 散歩中、心を動かされるものがあっても行動する前に飼い主にお伺いを立てる
- 美味しそうなものが道に落ちていても食べないでガマンする
- 何かに不安を感じても長引かせずに自分自身を落ち着かせることができる
自己抑制機能がすべての基礎
これらのちがいからわかるとおり自己抑制機能が高ければ自分自身の衝動をコントロールできるようになります。
そして犬は周囲と自然に良い関係を築くことができ社会の中でうまくやっていけるようになります。
- 生きやすくなる
- 理解力が向上する
生きやすくなる
つまり、自己抑制機能が高ければ無用なトラブルに遭わずに済みストレスのかかる程度も少なくなり犬自身も生きやすくなります。
逆に自己抑制機能低いままだと犬同士のトラブルのほかケガや病気、近隣トラブルなどのリスクが高まります。
理解力が向上する
また、人間の研究においては、自己抑制機能を高めただけで学力まで向上したケースもあります。
自制心を養うことは、犬に何かを教える際の理解力の助けにもなり、より短い期間で習得することができるようになるのです。
このように「自制心を養うしつけ」は、愛犬が心身ともに健やかに生きていくためのすべての土台となる、とても重要な要素です。
まとめ
オヤツをつかって、お手などの芸を仕込むことがしつけではありません。
愛犬をペットではなく、家族の一員とみなしてともに暮らしていく考えの飼い主であれば、愛犬の自制心を養うことは飼い主の責任であり、義務であるとSuzyは強く思うのです。
自制心を養う方法については、また別の記事で詳しくご紹介したいと思います。
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