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ルフィ毒殺事件:愛犬を守るための飼い方改善策

ルフィ毒殺事件

Mr. Uのオンライン英会話の先生から、先日ショッキングな話を聞きました…。
Mr. Uのオンライン英会話については以下の記事で紹介しています。

ローの愛犬ルフィ!?

Mr. Uのお気に入りの先生の一人に、ロー先生という若い女の先生がいます。

ゆっくり落ち着いた声の持ち主で、集中力が犬並みのMr. Uを最後まで飽きさせない、とても教えるのが上手な先生です。

ワンピース好きのMr. Uは、ローという名前だけで喜んでいたのに、飼っている犬の名前がルフィだと知ってさらに興味がわき、毎回、最初の挨拶のときにルフィが元気かどうかも尋ねていました。

ルフィはロー先生の弟が保護施設からもらってきたゴールデンレトリーバーで、厳密には同居している弟の犬だそうです。

我が家のタラ氏も保護施設からきた犬だと言って画面に登場させたところ、ロー先生もタラ氏にとても親近感をもってくれて、レッスンのたびにタラは元気かと尋ねてくれます。

コメントタラ氏を譲り受ける際、保護施設に5万円ほど払ったと言ったら、フィリピンはタダだよとビックリしていました

ルフィの日常

ルフィは、朝ごはんを食べたら家を出て近所で気ままに1日を過ごし、夕方になると帰ってきて玄関で家に入れてもらうのを待っているそうで、日中はどこで何をしているか分からないと言っていました。

ロー先生の弟さんにとても忠実で、ロー先生の弟がいないと玄関先でずっと待っているほどなんだそうです。

ここしばらく(数カ月)ロー先生の予約が取れず、先日久しぶりにロー先生のレッスンを受けられました。

Mr. Uがいつもどおりルフィは元気か尋ねると、ロー先生は涙声で”Luffy died…”と言いました…。

Mr. Uも私も聞き間違いかと思いましたが、聞き間違いではありませんでした。

「レッスンでこの話は誰にもしてこなかったけれど、Mr. Uは、いつもルフィを気にかけてくれていたから話す」

と言って、詳細を話してくれました。

ルフィの死

まだ、若くて元気なルフィがなんで突然死んだのか、Mr. Uに聞いてもらったところ、ロー先生は以下のように答えました。

「1カ月ほど前、ルフィは朝、いつもどおり家を出ていったが、夜になっても帰ってこなかった。

ルフィは毎日必ず夕方には帰ってくる(今までに帰って来ないことがなかった)ので、おかしいと思って父親と弟が探しに行ったら、家から遠い場所でものすごく弱っていた。

弟がルフィを抱えて家に戻ってきたけれど、その晩、痙攣をおこして死んでしまった。」

ということでした…。

毒を飲まされたかも

「近所の人たちにいろいろ聞いたら、この亡くなり方はきっと毒を飲まされたに違いないと言われた。」

そうです…。

「ルフィは家の前を通る人に吠えまくっていたから、そのせいで毒を飲まされたのかもしれない」

と、言って涙ぐんでいました。

2匹目の犬も…

ルフィが死んでしまったので、また新しい犬を迎えたそうです。

しかし、この犬も家に迎えて間もなく、同じように毒を口にしてあっけなく死んでしまったそうです…。

ロー先生は「もう犬は飼わない(まだ、ウチには猫がいっぱいいる)」と、言っていました。

犬を嫌いな人から愛犬を守るには

フィリピンに限らず世の中には、犬を好きな人の数と同じくらい犬を嫌いな人たちがいます。

もちろん、私やあなたが住む家の近所にもいます。

犬なんかいなくなってほしいと思う人たちは、さまざまな方法で犬を排除しようとします。

毒ダンゴによる毒殺は、日本の公園などでもよくあることです。

故意かどうかは分かりませんが、きっとルフィも次の犬も殺鼠剤のようなものが含まれた食べ物を口にして中毒で亡くなったのだろうと私も思います。

そのほかにも、石を投げられたり、矢を打たれたり、罠をしかけられたり、水をぶっかけられたり、車にぶつかったりと、外を自由に歩いている犬たちは、自由と引き換えに日々本当にいろいろな危険な目に遭います。

インドで野良犬にカメラを着けて、野犬の1日の様子を撮影した動画も話題になりました。

放し飼いをやめていれば…

ルフィが亡くなった後2頭目を迎えた際に、ルフィが亡くなる原因となった放し飼いをやめていれば、2匹目の犬の命は救えたはずです。

ルフィを失った後、ロー先生の家族が犬の放し飼いをやめなかったのは残念な限りです…。

拾い食いをさせない

また、飼い主と一緒に散歩をしていたとしても、道端に落ちている食べ物には危険がいっぱいです。

明らかに毒入りのものもあれば、串や骨など消化管に刺さるものが含まれていることもあります。

愛犬の命と健康を守るのは飼い主の責任

今回、フィリピンの事例を挙げましたが、このようなことは日本でも起きていることを忘れてはいけません。

愛犬の命と健康を守るためには、放し飼いをしないこと、拾い食いをやめさせることのほかにも、大切なことがあります。

ご近所との関係をよくする

自分が通りかかるたび、ものすごい剣幕で吠え掛かられて良い気持ちのする人はいないでしょう。

ルフィはフィリピンという土地柄もあって、番犬としての役目を果たしていただけだったのかもしれません。

しかし、日本では防犯はセキュリティ会社にお願いすることもできます。

とくに、住宅密集地や集合住宅に住んでいるばあい、吠え声によるトラブルは後を絶ちません

愛犬に「ご近所の人には吠えず、不審者にだけ吠える」ことを教えられないのであれば、番犬の役目からは降りてもらい、誰からも愛される振る舞いを身につけさせましょう。

それは、しつけでできることです。正しいしつけの方法を飼い主自身が学ぶことは、愛犬の命と健康を守るためにとても大切なことです。

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Shizuka “Suzy” Ishida

Shizuka “Suzy” Ishida

2005年より東洋思想をベースにした「ごほうびにオヤツを使わない犬のしつけ方」を提唱。吠える・噛むの問題を抱えた小型犬のしつけを得意としていますが、保護犬の心のリハビリもしています。当サイトで提示しているしつけ方法はすべての犬に100%当てはまるものではありません。性格や状況によって対処方法はさまざまです。お試しになる際はあらかじめご理解のうえお願いいたします。

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