当サイトではページの一部においてアフィリエイト広告を利用しています

2025年版:【夜んぽ完全ガイド】夏の夜散歩で愛犬を守るために知っておきたいこと

夏の到来とともに話題になるのが「犬の熱中症」

毛皮をまとった犬たちは人間以上に暑さや湿度に弱いため、真夏の日中のお散歩は命にかかわる危険を伴います。

そこで今注目されているのが「夜んぽ」(夜のお散歩)です。

本記事では、夏の夜に愛犬と安全に散歩するためのポイントや便利なグッズをご紹介します。

犬にとって夏の暑さは命に関わる

犬は人間とくらべて「暑さ」と「湿度」にとても弱い生き物です。

飼い主さんが暑いと感じるよりもずっと低い気温・湿度の段階で、犬たちは不快感を覚えはじめます。

そして、人が「暑いな~」と感じる段階では、すでに犬たちの身体には相当な負担がかかっています。

天気予報に表示される気温が30℃であったとしても、真夏の日中のアスファルトの表面温度は50~60℃にもなります。

さらに、マンホールなど金属部分では70℃を超えることもあり、まさに「目玉焼きが焼ける」レベルの高温です。

私たち人間よりも低い位置で生活している犬たちは人間以上に暑さ(&熱さ)を感じています。

人よりも地面に近い位置を歩く犬たちは、この照り返しの熱を直接受け、足の裏を火傷したり、体温が上がりすぎて「熱中症」を起こす危険があります。

「熱中症」を発症すれば命を落とす危険もあります。

つぶやき夏は熱中症の犬たちで動物病院が大変繁盛します

梅雨明けから初秋(10月ぐらいまで)にかけての時期は、お日様がカンカンに照っている日中の時間帯の散歩は避けるべきです。

「夜明け~早朝にかけて」と「日が沈んでしばらく経ってから」のタイミングが愛犬とお散歩に出られるチャンスとなります。

夜んぽの注意点3つ

夜んぽは涼しくて快適な反面、暗さゆえの注意点もあります。

夜暗くなってから愛犬と散歩に出かけるばあいは、昼間の明るい時間にお散歩するときにはさほど気に掛ける必要がなかった以下の3点に注意する必要があります。

  1. 犬の存在を周囲に知らせる工夫
  2. リードの存在を目立たせる
  3. 『落とし物』を見落とさない

つぶやき

つぶやきちなみに、朝のお散歩は「朝んぽ」、夕方のお散歩は「夕んぽ」と呼ばれSNSのハッシュタグ(#)となっています

夜んぽで役立つおすすめアイテム

夜のお散歩では車のドライバーや自転車に乗った人から犬は良く見えません(毛色が濃いばあいは特に)。

存在に気づいてもらえなければ、愛犬は車や自転車とぶつかってしまうかもしれません。

また、ぶつからることがなかったとしても、スレスレのところを車や自転車が通り過ぎていったことで愛犬に怖い思いをさせてしまうかもしれません。

つぶやきこうしたアクシデントが、散歩嫌いのきっかけになったり、自転車に吠える、車に向かって突進するなどの新たな問題行動の発生につながることもあります

LEDで光る首輪

夜間にお散歩をする飼い主さんたちのあいだではLEDを使った「光る首輪」が流行っています。

暗闇でも犬の存在を周囲にしっかりアピールできます。

USB充電式で繰り返し使えて経済的。

点滅モードではなく常灯(つけっぱなし)の設定で使うのが、犬にやさしく安心です。

お散歩中に突然の雨が降ることも考慮して、必ず防水対応のモデルを選びましょう。

▼人気のLED首輪はこちら

created by Rinker
iTayga
¥1,199 (2025/07/05 12:52:11時点 Amazon調べ-詳細)
つぶやきタラ氏は宮古島からSuzy地域へやってきて初めて電飾をつけた犬をみたとき「光る犬」の存在に度肝を抜かれていました。

LED付きハーネス・ベスト

首輪だけを光らせてもさまざまな体型の犬種が存在するため身体がどこまであるのかは分かりません。

ハーネスタイプは光源が犬の目から離れているため安全性が高く、犬の体全体の輪郭が見えるので、車や自転車からの視認性が向上します。

▼視認性抜群の光るハーネス

つぶやきSuzyは個人的に光らせるのは首輪よりもハーネスやベストのほうが良いと思います。ただし、夏場は身体を覆う面積が広いとその分暑さを感じてしまうので素材自体に熱を放散する機能があればより良いでしょう。

LEDリード・反射リード

犬と飼い主はお散歩中リードでつながっているものですが暗い夜道ではリードの存在も見えにくく、自転車や通行人との接触事故を起こす危険がよりいっそう高まります。

普段からリードを選ぶ際は素材の色を「視認性の高い色」(=蛍光色)にしておくことも大切です。

首輪と同じように蛍光色や反射素材入り、もしくはLED内蔵タイプのリードが販売されているので、日の沈んだ時間帯に愛犬と散歩をするときはこのような「光るリード」を使うことも一案です。

▼夜道でも安心の光るリード

▼飼い主さんの肩がけ用タスキとセットのタイプも◎

ハンズフリーで照らせるライト

『愛犬の落とし物(=ウンチ)』を見逃さないためにはライトが必須。

最近は、スマホではなく両手が自由になるライトが人気です。

▼夜んぽに便利なライトはこちら

つぶやきSuzyは20年ほど前に犬のウンチを拾うパックウォークを幕張海浜公園で毎月開催していました。暗い時間帯に散歩をする人が増える時期(真夏・冬)は放置ウンチが増える傾向にあります。暗くて見落としてしまうことも「放置ウンチ」増加の一因なのだと思います。

拾い食い対策にも「照明」が大事

犬たちは鼻や耳の能力が優れているため人より視力は劣ると思われがちです。

たしかに、色を区別する能力は人間に劣りますが、暗いところで物を見る能力は人の5倍と言われます。

このため、私たちが落ちている物に気づかないような真っ暗な場所であっても犬にはちゃんと見えています。

暗い場所でも、犬は人間よりも物の存在に気づきやすく、落ちているゴミや食べ物を見つけてしまうことも。

拾い食いをする愛犬に困っている飼い主は多い

しつけ教室でのご相談では愛犬の「拾い食い」をどうやってやめさせたら良いか困っている飼い主さんはとても多いです。

暗い夜道では人よりも犬たちのほうが落ちているものの存在に気づきやすく、何を食べたか分からないのはとても心配です。

拾い食いをさせないためには、やはり飼い主が愛犬よりも先にその存在に気づき「あれに注目してはダメ」というメッセージを伝えなければなりません。

愛犬のウンチの回収だけでなく愛犬に拾い食いをさせないためにも足元を常に明るく照らしておく工夫が必要です。

まとめ:夜んぽではとくに愛犬の命を守る行動を意識しよう!

夏場のお散歩は太陽が沈んで気温の下がった時間帯が愛犬にとって快適なタイミングです。

しかし、暗さゆえの危険やトラブルもあるため、視認性の高いアイテムライト類をしっかり活用することが大切です。

安全で快適な夜んぽを楽しみながら、愛犬との信頼関係をもっと深めていきましょう!

あなたにピッタリの情報かも?
LINEでSuzyに質問!

この記事を読んでもっと知りたいことや疑問が沸いてきたら以下のページからLINEのお友達登録のうえチャットでSuzyにご質問ください。

Shizuka “Suzy” Ishida

2005年より東洋思想をベースにした「ごほうびにオヤツを使わない犬のしつけ方」を提唱。吠える・噛むの問題を抱えた小型犬のしつけを得意としていますが、保護犬の心のリハビリもしています。当サイトで提示しているしつけ方法はすべての犬に100%当てはまるものではありません。性格や状況によって対処方法はさまざまです。お試しになる際はあらかじめご理解のうえお願いいたします。

同じテーマの記事はこちら