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夏のお散歩対策(夜んぽ編)【2024年版】

犬は人間とくらべて「暑さ」と「湿度」にとても弱い生き物です。

飼い主さんが暑いと感じるよりもずっと低い気温・湿度の段階で、犬たちは不快感を覚えはじめます。

そして、人が「暑いな~」と感じる段階では、すでに犬たちの身体には相当な負担がかかっています。

天気予報に表示される気温が30℃であったとしても、真夏の日中のアスファルトの表面温度は50~60℃にもなります。

さらに、マンホールなどの金属の上は70℃を超え目玉焼きが焼けるほどの高温となります。

私たち人間よりも低い位置で生活している犬たちは人間以上に暑さ(&熱さ)を感じています。

このような時間帯に散歩に出れば犬たちは足の裏をやけどしてしまったり、身体に熱がこもって「熱中症」を発症し命を落とす危険性もあります。

つぶやき夏は熱中症の犬たちで動物病院が大変繁盛します

梅雨明けから初秋にかけての時期はお日様がカンカンに照っている日中の時間帯の散歩は避けるべきです。

「夜明け~早朝にかけて」と「日が沈んでしばらく経ってから」のタイミングが愛犬とお散歩に出られるチャンスとなります。

夜散歩の注意点

夜に犬の散歩に行くことを最近では「夜んぽ」と呼ぶそうです。

夜暗くなってから愛犬と散歩に出かけるばあいは、昼間の明るい時間にお散歩するときにはさほど気に掛ける必要がなかった以下の3点に注意する必要があります。

  1. 犬の存在を分かりやすく
  2. リードの存在を分かりやすく
  3. 落とし物を見落とさない
つぶやきちなみに、朝のお散歩は「朝んぽ」、夕方のお散歩は「夕んぽ」と呼ばれSNSのハッシュタグ(#)となっています

夜んぽにあると便利なお勧めアイテム

夜のお散歩では車のドライバーや自転車に乗った人から犬たちは良く見えません。

存在に気づいてもらえなければ愛犬は車や自転車とぶつかってしまうかもしれません。

また、愛犬がケガはしなくてもスレスレのところを車や自転車が通り過ぎていったことで怖い思いをさせてしまうかもしれません。

犬の存在を分かりやすくするアイテム

そのようなことにならないように夜間に散歩に行く際は犬の存在が分かりやすくなる工夫をしておくと安心です。

夜間にお散歩をする飼い主さんたちのあいだではLEDを使った「光る首輪」が流行っています。

防水性がありUSBで充電して何度でも使えるため使っている飼い主さんも多いですね。

つぶやきタラ氏は宮古島からSuzy地域へやってきて初めて電飾をつけた犬をみたとき「光る犬」の存在に度肝を抜かれていました。

首輪タイプ

つぶやきLEDの特性を最大限に生かして複数の色を点滅させて使っている方も多いですが、至近距離で点滅する首輪は犬の視界に影響が出ないのか心配です…。光の点滅は視神経を経由して脳に影響を与える可能性もゼロではないと思います。色の変化や点滅はさせないで使うほうが安心な気がします。

ハーネスタイプ

Suzyは個人的に光らせるのは首輪よりもハーネスやベストのほうが良いと思います。

理由は以下のとおり。

  1. 光と犬の目の距離が遠い
  2. 点滅する光が直接目に入らない
  3. 身体のある場所まで把握できる

首輪だけを光らせてもさまざまな体型の犬種が存在するため身体がどこまであるのかは分かりません。

身体の範囲が分かるようにするとより安全性が増します。

つぶやきただし、夏場は身体を覆う面積が広いとその分暑さを感じてしまうので素材自体に熱を放散する機能があればより良いと思います。

リードの存在を分かりやすくするアイテム

犬と飼い主はお散歩中リードでつながっているものですが、暗さでリードの存在に気づくことができないと自転車や歩行者がリードを引っかけてしまう危険性もあります。

普段からリードを選ぶ際は素材の色を「視認性の高い色」(=蛍光色)にしておくことも大切です。

首輪と同じようにLEDで光るリードも販売されているので真っ暗な時間帯に散歩をするばあいはこうした「光るリード」を使うことも一案です。

飼い主さん用のタスキとセットで使うこともできます↓

「落とし物」を見落とさないための便利アイテム

お散歩の落とし物といえば愛犬が排泄したウンチと愛犬が拾い食いしては困る物の2つです。

ウンチの落とし物をしないため

Suzyは20年ほど前に犬のウンチを拾うパックウォークを幕張海浜公園で毎月開催していました。

暗い時間帯に散歩をする人が増える時期(真夏・冬)は放置ウンチが増える傾向にあります。

暗くて見落としてしまうことも「放置ウンチ」増加の一因なのだと思います。

落ちているものを拾い食いさせない

犬たちは鼻や耳の能力が優れているため人より視力は劣ると思われがちです。

たしかに、色を区別する能力は人間に劣りますが、暗いところで物を見る能力は人の5倍と言われます。

このため、私たちが落ちている物に気づかないような真っ暗な場所であっても犬にはちゃんと見えています。

拾い食いをする愛犬に困っている飼い主は多い

しつけ教室でのご相談では愛犬の「拾い食い」をどうやってやめさせたら良いか困っている飼い主さんはとても多いです。

暗い夜道では人よりも犬たちのほうが落ちているものの存在に気づきやすく、何を食べたか分からないのはとても心配です。

拾い食いをさせないためには、やはり飼い主が愛犬よりも先にその存在に気づき「あれに注目してはダメ」というメッセージを伝えなければなりません。

愛犬のウンチの回収だけでなく愛犬に拾い食いをさせないためにも明かりの存在が必要となります。

スマホのライトを活用

今は20年前と異なりお散歩中に携帯しているスマートフォンにはライトがついています。

暗い時間帯のお散歩にはスマホを持ち歩き愛犬のウンチを取り残さないようライトで照らして確認するようにしましょう。

ただし、スマホを使うと片手がふさがります。

ハンズフリーで使えるとより便利

このため、ハンズフリーで明かりをとれるジョギング/ウォーキング専用のライトなども役に立ちます。

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まとめ

夜のお散歩の安全対策には「犬のしつけ3原則」でもある、

  1. 愛犬の命と健康を守る
  2. 家族の負担にならない
  3. 近隣の人たちとの関係をよくする

の3つの効果があります。

夜のお散歩対策を万全にして愛犬との夜んぽを楽しみましょう!

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Shizuka “Suzy” Ishida

Shizuka “Suzy” Ishida

2005年より東洋思想をベースにした「ごほうびにオヤツを使わない犬のしつけ方」を提唱。吠える・噛むの問題を抱えた小型犬のしつけを得意としていますが、保護犬の心のリハビリもしています。当サイトで提示しているしつけ方法はすべての犬に100%当てはまるものではありません。性格や状況によって対処方法はさまざまです。お試しになる際はあらかじめご理解のうえお願いいたします。

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