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室内用リードをつけよう!

このサイトで最も閲覧数が多い記事は「家の中で犬に首輪を着けておくかどうか」についての記事でダントツのアクセス数です。

そして、飼い主が次に悩むのは「じゃあ、リードはどうなのか?」ということのようです。

Suzyの回答は「信頼関係が築けるまでは家の中でもリードを使う」です。

信頼関係が築けるまでは家の中でもリードを使う

愛犬が

  • いうことを聞いてくれない
  • 呼んでも来ない(逃げる)
  • 叱ろうとすると逃げる

など、言葉だけで指示を与えてもその通りに行動してくれない状態であれば室内でもリードを使うことをお勧めします。

室内リードは叱るしつけの成功に不可欠

犬がとった行動を「してはいけない」(ことだった)と理解するためには1秒でも早く捕まえて犬の行動を止め、叱る必要があります。

追いかけっこNGだから

叱るしつけがうまくいっていない飼い主さんのお話をきくと、叱る前に逃げられ追いかけっこをしてようやく捕まえてから叱っています。

追いかけっこになっている時点で犬にとっては遊びがはじまっており、ようやく捕まえたころには「なぜ叱られているのか?」犬には分からなくなっているからです。

つぶやき追いかけっこが楽しかった記憶しか愛犬には残っていません。追いかけっこが楽しいから、その前にしていた行動(飼い主が辞めてほしいこと)を「またやろう!」と考えます。

このため、確実に呼び戻しができる関係になるまでは室内でもリード(ショートリード)をつけたままにします。

ショートリードとは?

商品名としての「ショートリード」は大型犬の散歩に使用する短いリードのことを言います。

しかし、ここでは自宅内で愛犬がフリーで過ごしているときに首輪に着けておく短いリードのことを言います。

ショートリードの作り方

市販のリードをそのまま使うのでは長すぎるため体高(足先から首の付け根)の長さより短めにカットして使います。

理由は以下の2つです。

  1. オシッコをしたときにかからないため
  2. 歩いているときに踏んずけてしまわないため

A)100円ショップのリードで作る

  1. ダイソーなどの100円ショップで売っているリードを買ってくる
  2. リードのナスカンを首輪に取り付けて愛犬をまっすぐに立たせる
  3. 前肢の長さより少し短めに紐を切る
  4. 切り口を玉結びする

B)ナスカンにリボンや紐をつけて作る

  1. 使い古したり噛みちぎられたりしてお散歩に使用できなくなったリードからナスカンだけを取り出す
  2. ケーキの箱についていたリボンなどお好みのリボン(または紐)をナスカンに取り付ける
  3. リードのナスカンを首輪に取り付けて愛犬をまっすぐに立たせる
  4. リボンの長さを前肢の長さより少し短めにして切る
  5. 切り口を玉結びする
つぶやきちなみに写真のマイリーが使っているのは古いリードのパーツにリボンを結んだ(Bパターンで作成した)ものです。

ショートリードをカスタムする際のコツ

室内で愛犬にショートリードを安全につけっぱなしにしておくため、作るときは以下の2点に気を付けます。

  1. ヒモの長さは前足の長さより短く
  2. 先端を玉結びにする

ヒモの長さは前足の長さより短く

紐を引きずって歩いていると、歩いている際に踏んづけてしまったり排泄時に汚してしまったりするので、捕まえやすくかつ引きずらない長さに調節します。

犬種によって足の長さはさまざまなので一概には言えませんが、

  • 足の長さより短く
  • 飼い主が確実につかめる

の範囲で長さを調整してください。

握ったときにヒモがすっぽ抜けないように

捕まえようと紐をつかんでも切りっぱなしのままでは、スルッと手から抜けてしまうことがあります。

それではタイミングよく犬を注意することができないため、確実に捕まえるために紐の末端に「ストッパー」が必要になります。

紐の先を「たまむすび」にしておくことを強くお勧めします。

飼い主の在宅中のみ着用する

室内用のショートリードは飼い主さんの在宅中のみ使用します。

飼い主が不在にする際は首輪からリードを外し、サークルやケージの中でお留守番してもらいます。

つぶやきショートリードもサークルも信頼関係が築け、困った行動をしなくなれば卒業するアイテムです。ずっと使い続けるものではありません。

誤食を防ぐ

飼い主の目が届かないときに室内用リードをつけっぱなしにしておくと、かじって誤飲をする可能性があります。

ケージフリーのお留守番はまだ早い

このため、しつけのために室内用リードが必要な関係性の段階ではケージフリーでお留守番をさせることもお勧めできません。

不在時はケージ内で留守番をさせ、ケージから出すときに室内用リードをつけるという習慣をつけましょう。

ヒモをかじらない(ように教える)

リードをかじられてしまうと誤食してしまう危険性もありますし、肝心なときにヒモをつかんで犬を捕まえることができません。

視界に入って気になってもリードをかじってはいけないことをしっかりと教えていきます。

かじってしまうからといって、リードを使うことをすぐにあきらめたり避けたりするのではなく、飼い主の目の届く範囲であえて行動させ、して良いこと・ダメなこともしっかり教えていく機会とすることも必要です。

つぶやきショートリードを着けていてもかじらなくなったら着けっぱなしにしていてもOK

服を着せることで代用してもOK

どうしてもリードのヒモをかじられることが心配な場合は、タンクトップやTシャツなどの犬服を着せる方法があります。

犬を捕まえる際に服をつかむことで室内用リードの代用とします。

ただし、このばあいも首輪は必ずつけたままにしておきましょう。

まとめ

叱るしつけがなかなかうまくいかず困っている飼い主さんは少なくありません。

しかし、愛犬にショートリードを着け叱るタイミングを逃さなくなるだけでも犬の行動が変わってくることは少なくありません。

効果的な犬の叱り方については以下の記事で詳しく解説していますのでドウゾ↓

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Shizuka “Suzy” Ishida

Shizuka “Suzy” Ishida

2005年より東洋思想をベースにした「ごほうびにオヤツを使わない犬のしつけ方」を提唱。吠える・噛むの問題を抱えた小型犬のしつけを得意としていますが、保護犬の心のリハビリもしています。当サイトで提示しているしつけ方法はすべての犬に100%当てはまるものではありません。性格や状況によって対処方法はさまざまです。お試しになる際はあらかじめご理解のうえお願いいたします。

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