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ドッグライフカウンセラーとは?

「ドッグライフカウンセラー」とは、犬の健康、食事、病気、ケガ、法律、しつけ、マナーの守り方など、犬に関するあらゆる方面について十分な知識をもち、飼い主により快適な犬の育て方、暮らし方をアドバイスできる人物であることを「社会動物環境整備協会(SES)」が認定する資格名称のことです。

ドッグライフカウンセラーの特徴

「カウンセラー」の名称が示すとおり、いかに飼い主の気持ちに寄り添い、納得感を持たせながら、正しい知識を得て、行動を変容して頂くか?という点が重要視された試験が行われていました。

試験は論述・合格率30%

現在はどのような試験が行われているか詳細は分かりませんが、Suzyが受験した当時(2005年)は、すべて筆記で論述回答をする試験問題となっていました。

マークシート方式のテストでは、知識の有無を測ることはできますが、その人のカウンセリング能力を知ることはできません。

このため、ペット関連の資格としては最難関の30パーセント程度とされていました。

つぶやき通常、ペット関連の民間資格の合格率は、ほぼ100パーセントと言われています。

分野横断的な幅広い知識と技術

犬に関連する仕事には、獣医師、看護師、トリマー、訓練士、ブリーダーなど、細分化された専門職が存在します。

しかし、それらの専門職の方々はそれぞれの分野を極めてはいますが、他分野の情報に関しては一般の飼い主さんに指導できるほどの知識や技量を持ち合わせていないというケースも少なくありません(専門職は職人ですから、当然なのです)。

これらの専門職の方々は、一般の飼い主さんから他分野についての質問をされることもたびたびですが、専門外のことについてはどう答えてよいか分からないというのが本音です。

当時は、ドッグライフカウンセラーの資格を取得する方は、他分野の情報を体系的に学び、飼い主さんの犬との生活全般に自信をもって助言できるようになりたいという専門家(トリマー、ペットシッター、ブリーダー、動物看護師など)が、とても多かったです。

つぶやきさすがに、獣医師のケースは聞いたことがないですが…

一般の飼い主が求めている内容を理解している

各分野の専門家は、犬の勉強や訓練そのものが仕事でもあるため、日々知識や技術を磨き、熟練していきます。

たとえば、訓練士になるためには専門学校を卒業後、訓練所に弟子入りし、数年間ものあいだ寝食を犬と共にする日々を送り、やっと訓練士としてのスタートラインに立ちます。

犬のために勉強に24時間、時間を割くことが不可能な一般の飼い主さんに、同じ技術の習得を求めても上手くいくはずがありません。

プロの技術は必要ですが、一般の飼い主さんの生活を理解し、それに合ったアドバイスができないと、「理論は正しいが実現できない」事態におちいってしまうのです。

実践可能な方法で飼い主の困りごとを解決に導く

ドッグライフカウンセラーは、飼い主と愛犬のどちらか一方に負担を負わせるのではなく、双方に妥協を求めつつ、飼い主に実践可能な方法で「飼い主の困りごと」を解決に導くという手段を「犬のしつけ」と、とらえています。

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Shizuka “Suzy” Ishida

Shizuka “Suzy” Ishida

2005年より東洋思想をベースにした「ごほうびにオヤツを使わない犬のしつけ方」を提唱。吠える・噛むの問題を抱えた小型犬のしつけを得意としていますが、保護犬の心のリハビリもしています。当サイトで提示しているしつけ方法はすべての犬に100%当てはまるものではありません。性格や状況によって対処方法はさまざまです。お試しになる際はあらかじめご理解のうえお願いいたします。

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