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ご依頼の多い犬種(小型犬編)

Suzyは自分がチワワを飼っていたこともあり、また、集合住宅住まいのため、体重10キロ程度までの「マンションサイズ」の犬種のしつけを得意としています。

いわゆる訓練士さんたちの多くはシェパードやラブラドールなど訓練性能の高い大型犬を中心に経験を積むことが多く、じつは、愛玩犬のしつけはあまり得意ではありません(できたらやりたくないと言います…)。

小型犬のご依頼理由

大は小を兼ねないため、小型犬(とくに柴犬と愛玩犬種)については、それぞれの気質や行動に応じた方法を使わなければいけません。

大型犬であればまずしないような行動で、飼い主を困らせるからです。

  • 一日中吠えているので近所から苦情が出た
  • 家族全員に噛みつく

など、身体が小さくても問題は決して小さくないのが現状です。

大型犬についてはこちらの記事をご参照

ご依頼の多い犬種

小型犬のなかでレッスンのご依頼が多いのは以下の犬種です(※柴犬をのぞく)。

  1. チワワ
  2. トイプードル
  3. キャバリア
  4. ミニチュアシュナウザー

チワワ

世界一小さな犬種のチワワですが、心の強さはライオン並みです。

犬は見た目でなく心の強さで相手を判断するため、ドーベルマンやシェパードのようなコワモテの大型犬でも、チワワに一睨みされて股にしっぽを挟んで逃げ出したり、お腹を見せて降参する場面に出くわすことも少なくありません。

ウルウルおめめで、プルプルと震える「か弱い姿」は見せかけなのです。

気に入らなければ相手がだれであろうと、吠え・噛み・暴れます。

チワワほどキレやすく、ほかの犬種に恐れられる犬はいないと思います(柴犬を除く)。

多くの犬種のなかで、チワワは「猫っぽい」とか、「和犬っぽい」とよく言われます。

本来、チワワは犬の本能に基づいた気質をしっかりと持っている犬種だと感じています。

このため、群れのまとまりを非常に重要視していて、リーダー不在(と自分が判断した)の群れでは積極的にリーダー役を務めようとします。

もともと、Suzyはチワワのしつけに悩んだことをきっかけに、この道に進み始めたこともありチワワのしつけを得意としています。

チワワのご依頼は毎回、気力と体力をフルに消耗する大変な取り組みになりますが、チワワの本来の姿を飼い主さんに知って頂きたいと思い頑張っています。

チワワのトレーニングにおいては、噛まれることにひるまず、毅然とした態度を飼い主さんに身につけて頂きます。

柴犬についてはこちらの記事をご参照

トイプードル

プードルはもともとは鳥猟犬として生み出された犬種で、小型化されて愛玩犬としての「トイプードル」が生まれました。

もともとは作業犬だったこともあり、基本的には人間のいうことを聞きやすい犬種です。

プードルは賢い反面、飼い主の精神状態にとても敏感で、飼い主の過干渉で精神的に不安定になりやすいと感じます。

トイプードルでレッスンを受けにくるワンちゃんのほとんどが、飼い主の過剰な甘やかしによって、小さなこともストレスに感じるようになり、過剰反応してしまっているケースです。

どんなにぬいぐるみのようにかわいくても犬は「犬」であるということを、飼い主が肝に銘じる必要があります。

そのうえで、愛犬を「尊重した関わり方」を飼い主さんに身につけて頂くことで、比較的簡単に解決できます。

トイプードルのしつけは、飼い主が意識を変えられるかどうか?にかかっていて、犬自身は「分かるように教え」れば、すぐに吸収します。

ラブラドール並みの理解力があり、賢いなぁと感心するところです。

キャバリア

しつけの面からみると、キャバリアの気質はトイプードルと似たところがあります。

飼い主の精神状態にとても敏感で、飼い主の過干渉で精神的に不安定になりやすいと感じます。

また、トイプードルよりも興奮しやすいと感じます。

そして、プードルと比べて周囲の状況を読むことをあまりしない(興奮していて気づけない)です。

キャバリアの興奮しやすさを飼い主がきちんと理解し、過剰に興奮させずメリハリのついた対応をすることで、よい関係がつくれると思います。

トイプードルと同様に、しつけの成否は飼い主が意識(と行動)を切り替えられるかどうか?にかかっています。

ミニチュアシュナウザー

トイプードルと同じくらいの大きさのトリミングが必要な犬種です。

最近はプードルのようなカットをすることも多く、見た目は似たような感じに見えがちですが、中身はまったくちがいます

トイプードルは抱っこされてじっとしていることが苦にならないタイプですが、シュナウザーは自分の足で歩きたいタイプと言ったらいいでしょうか。

体力もあり、気が強く、さらに興奮しやすい傾向にあります。

このため、トイプードルくらいの活動レベルのつもりで飼い始めると、あまりのちがいに「こんなはずじゃなかった」と飼い主さんが思いがちな犬種です。

つぶやき他犬種と比較するなら、トリミングの必要なジャックラッセルテリアとイメージしていただくと良いかもしれません。

彼らの信頼を勝ち取るためには、チワワや柴犬を相手にする際に匹敵する、飼い主の意思の強さを見せる必要があります。

運動のエネルギーをしっかりと発散させたうえで、ダメなものはダメと譲らない対応をすることが、シュナウザーのしつけには必要だと感じます。

見た目で判断しない

どんなに見た目がかわいらしくても、その内面には必ず「犬」がいます。

犬の犬らしさを尊重せず、一方的にオモチャやファッションアイテムのような扱い方をすれば、犬のココロには不審と不満が募ります。

これが爆発して初めて、飼い主さんは「困った」と思うのです。

犬の犬らしさを尊重して、ともに家族として暮らしていくためには、飼い主さん自身が、犬という生き物について、しっかりと学ぶことが大切です。

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Shizuka “Suzy” Ishida

Shizuka “Suzy” Ishida

2005年より東洋思想をベースにした「ごほうびにオヤツを使わない犬のしつけ方」を提唱。吠える・噛むの問題を抱えた小型犬のしつけを得意としていますが、保護犬の心のリハビリもしています。当サイトで提示しているしつけ方法はすべての犬に100%当てはまるものではありません。性格や状況によって対処方法はさまざまです。お試しになる際はあらかじめご理解のうえお願いいたします。

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