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こんな経験はありませんか?

  • 犬を家族の一員に迎えたからには、きちんとしつけをしてあげたいと思い、たくさん本を読んだり、ネットで調べたりした。
  • パピークラスに通って、お手もオスワリもできるようになった。
  • でも、日常生活では、チャイムに吠えまくり、散歩では引っ張ったり、拾い食い、ほかの犬と仲良くできない…。
  • オヤツがなければいうことを聞かない…。
  • うちの犬はダメな子なのかな…、バカなのかな…?
  • ふと、犬と暮らすのが「楽しくない」「つらい」「こんなはずじゃなかった…」と思ってしまう自分に気づき、自分を責めてしまう(犬を飼う前には、こんな気持ちになるとは予想もしていなかった…)。

ネットや本から得られるのは、あくまでも「一般論」

現在、ちまたにあふれている犬のしつけ情報は、あくまでも「一般論」であり、当たり障りない「最大公約数」的な内容であることが多いです(そうせざるを得ないのですが…)。

なので、一生懸命それを実践してみたところで、あなたの家族と愛犬に合っていなければ、お互いに時間と労力を無駄にしたうえ、どんどん気持ちが離れていってしまいます。

獣医師が発信する「犬のしつけ」は有効か?

また、動物病院(獣医)が発信する「犬のしつけ」は、医学同様「西洋」由来の「犬は道具」という発想がベースとなっているものです。

つまり、プログラミングされたロボットのように「(報酬に応じて)指示に従うように訓練をすること=犬のしつけ」という発想です。

そこに、犬の心に思いを寄せる発想はありません

獣医師にとって、犬は「あくまで動物」、そして「メシのタネ」であって、完全に割り切った思想を持っています。

われわれ日本人の飼い主たちが感じている「家族の一員」という感情を、本当の意味で理解している獣医師は少ないです(当の本人が動物を飼っていたとしても、です)。

獣医師に噛み付きを相談すれば「では、歯を削りましょう」といいます。

しかし、飼い主が望む解決は歯を削ることではなく「噛まないようにさせるにはどうしたらいいか」なのに、それに気づくことができません。

飼い主側の心理を獣医師に理解してもらおうと長年腐心してきましたが、無理でした。

医学と教育学の壁は、人間のもの以上に分厚いです。

人間の場合、わが子の教育について、小児科医にすべてをゆだねる人はいないと思いますが、こと犬になると獣医師が「全能の神」となってしまいます…。

人間であれば、保健師や保育士、学校の先生、塾や習い事の先生など、ほかに頼れる場所の存在が複数あります。

しかし、ペット(犬)に関しては、かかりつけの動物病院以外の窓口がほとんどないのが現状です。

獣医師は「動物行動学」をあくまで「教科」として机上のお勉強はしてきますが、ヒトの心理学や教育学は学んでいません

「犬のしつけ」とは、種の違うもの同士で構成される家族システムの問題です。

犬と人間の両方への理解が必要です。

こうした視点で、犬のしつけに取り組んでいるトレーナーさんは、世の中にたくさんいるはずです。

ぜひ、そのような視点で飼い主と愛犬に寄り添ってくれる専門家を見つけて、一緒に「しつけ」に取り組んで頂きたいと切に願います…。

私も、このサイトで、犬と飼い主の立場に立った「犬のしつけ論」を、どんどん発信していきたいと思っています。

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Shizuka “Suzy” Ishida

Shizuka “Suzy” Ishida

2005年より東洋思想をベースにした「ごほうびにオヤツを使わない犬のしつけ方」を提唱。吠える・噛むの問題を抱えた小型犬のしつけを得意としていますが、保護犬の心のリハビリもしています。当サイトで提示しているしつけ方法はすべての犬に100%当てはまるものではありません。性格や状況によって対処方法はさまざまです。お試しになる際はあらかじめご理解のうえお願いいたします。

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