子犬・子猫の時からずっと大切に育てられ、飼い主さんに見守られて天寿をまっとうすることのできるワンちゃん・ネコちゃんがいる一方、何らかの事情で、最期まで飼い主さんに飼い続けてもらうことのできなかった子たちや、生まれながらに厳しい環境を生きている子たちが、この日本には、まだまだたくさんいます。
私は、好きで飼い始めたはずの飼い主さんが犬のしつけ方を誤解したために、捨てられる必要のない犬が捨てられてしまうことがないようにという思いで、2005年から犬のトレーナー・ペットシッターとして活動し、2006年からは同じ志を持つ仲間たちと行政の委託事業として愛犬家の啓発活動(愛犬のしつけ方教室)をしてきました。
昨今、保護犬や保護猫を家族の一員として迎えることが、一昔前に比べてより身近になってきたと感じています(猫は専門外のため、以降は「保護犬」とします)。ペットショップやブリーダーから子犬を購入するのと同じように、保護犬を家族の一員として迎えることを選択肢として同列に考えられる世の中になってほしいと思います。
2019年から保護団体からの保護犬預かりや輸送ボランティアをはじめました。しかし、私が本当にお役に立てることは、それよりも、保護されたワンちゃんが、新しい飼い主さんを見つけるまでに身に着けなければならない「家庭犬として必要最低限のルールを学ぶ」ことを、手伝ってあげることではないかと考えました。
そこで、2020年より保護主として保護犬を預かり、新しい飼い主さんを探す活動も微力ながら始めることにしました。
飼い主の募集情報
新しい飼い主さんを募集する際は、以下の媒体で募集をします。
このウェブサイトの「保護犬の譲渡活動」ページ
保護犬の譲渡活動
保護犬と一口に言っても、年齢も性別も、大きさも人馴れ具合もさまざまで、それぞれに個性をもった犬たちです。里親希望者さまの家庭環境や飼育条件と、保護犬の性質を考慮して譲渡先を判断します。一度捨てられた経験をもつ保護犬が、二度と手放されることのないマッチングをしたいと考えております。 ...