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OGガールの半端ない馬力:マロン#1回目

4月1日(月曜)はプライベートレッスンが2件でした。

1件目は2歳のメス、マロンちゃんのトレーニングでした。

「オーストラリアン・キャトルドッグやケルピーが混じってるのでは」と言われるそうですが、飼い主さんもホントのとこは不明だそう…。

大きさの割に馬力がとにかく凄かった。

飼い主さんの困りごとは、お散歩中に他のイヌに会うと興奮しすぎてコントロールができず、お父さんしか散歩に行けないこと。

そして、落ち着きがなく、留守番中によく吠えることのふたつでした。

まずは、お父さんにマロンちゃんを保定してもらい、抱っこしたまま私のドッグトレーニングの考え方や、これからやっていくことの説明を聞いてもらいました。

さすが、キャトルドッグの血をひいているからなのか、逃げ出すことを諦めるのに少々時間を要しました(と、言ってもたったの30分ですが)。

この子も、首輪の位置が悪く引っ張り過ぎて気管からおかしな音が出ていたので、首輪の位置を直して正しいリードの扱い方を教えました。

マロンちゃん、お父さんのいうことは割とよく聞くのですが、お母さんの言うことはなかなか本気に受け取りません…。

お父さんの語調が強くて、お母さんの雰囲気が優しいので、強く言わないと聞かない習慣がついているようでした。

なので、お父さんには、お母さんに揃えて指示の言葉は優しく出すようにお願いしました。

また、帰宅したとき、マロンちゃんが大興奮でお出迎えにきたら、落ち着くまで存在を無視して、決してムツゴロウさんのようにワシャワシャと撫でくりまわさないようにお願いしました。

自分の都合で一方的に可愛がるのではなく、相手にとって相応しい方法で愛犬に接することが犬を「尊重する」ということなのだと思います。

マロンちゃんの写真も撮る余裕がなかったので、代わりにナイトツアーで出会った2種の爬虫類を。

マロンちゃん、彼らのようにじっとしていられるようになるかな。
*2019年個人Facebook投稿からの転載

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Shizuka “Suzy” Ishida

Shizuka “Suzy” Ishida

2005年より東洋思想をベースにした「ごほうびにオヤツを使わない犬のしつけ方」を提唱。吠える・噛むの問題を抱えた小型犬のしつけを得意としていますが、保護犬の心のリハビリもしています。当サイトで提示しているしつけ方法はすべての犬に100%当てはまるものではありません。性格や状況によって対処方法はさまざまです。お試しになる際はあらかじめご理解のうえお願いいたします。

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