愛犬を通して、飼い主が自分自身を変えよう
Shizuka “Suzy” Ishida
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身体を横に反らす:犬のカーミング・シグナル(2)
Turning the Side 犬同士が近づいたとき視線を避けるように身体を横に反らす行為 自分の脇腹を相手に見せ相手に対して敵意がないことを表す 人間の言葉に置き換えれば「こんにちは!」使用頻度★★★★★カーミング・シグナルとは犬たちはほかの犬や人とのコミュ
カーブを描きながら近づく:犬のカーミング・シグナル(3)
Walking in a Curve 犬は初対面の相手と近づくときまっすぐに近づいていかないのが礼儀 カーブを描くように近づく 相手に敵意がないことを表すポーズ使用頻度★★★★☆(非常に有効なカーミングシグナルだが使えない犬が少なくない)カーミング・シグナルとは
尻尾を振る:犬のカーミング・シグナル(5)
Wagging Tail 大抵は好意を表す 嫌なら振らない、少し嬉しいときは小さく振る、とても嬉しいときはブンブン振るなど振り方により内容は変化(ボディランゲージの「尻尾」の項参照)使用頻度★★★★★カーミング・シグナルとは犬たちはほかの犬や人とのコミュニケーションに
座る:犬のカーミングシグナル(6)
Sitting Down 状況が難しくなったときに出されるはっきりとした争いを避けるシグナル 服従を表すだけではなく安全確保のためシグナル使用頻度★★★★★カーミング・シグナルとは犬たちはほかの犬や人とのコミュニケーションにおいて視覚的・身体的なサインであるボディラン
どこかに行ってしまう:犬のカーミング・シグナル(7)
Go Away 犬同士がお互いを認めた後に見られるシグナル 安心感や快適さを表すシグナル使用頻度★★★★★カーミング・シグナルとは犬たちはほかの犬や人とのコミュニケーションにおいて視覚的・身体的なサインであるボディランゲージを通じて自らの感情や意図を伝える能力を持って
2頭のあいだを裂く:犬のカーミング・シグナル(10)
Going Between/ Splitting Up 争いを仲裁する行為 ほかの2頭が近づきすぎると距離を保ちケンカをしないよう促す行為 人間同士がくっついているときも同じ行動をする使用頻度★★★☆☆カーミング・シグナルとは犬たちはほかの犬や人とのコミュニケー
身体を振る:犬のカーミングシグナル(12)
Shaking off 緊張をほぐすシグナル 嫌なことを我慢した後にすることが多い使用頻度★★★★★カーミング・シグナルとは犬たちはほかの犬や人とのコミュニケーションにおいて視覚的・身体的なサインであるボディランゲージを通じて自らの感情や意図を伝える能力を持っています
身体を低い位置に落とす:犬のカーミングシグナル(13)
Lower the Body 今にも飛びかかろうといているこの体勢は歓迎・喜び・遊びの誘いのシグナル ただし、ほかのボディランゲージと総合して判断した場合攻撃を表すこともあるので注意使用頻度★★★☆☆カーミング・シグナルとは犬たちはほかの犬や人とのコミュニケーションに
そっぽを向く・頭を動かす:犬のカーミングシグナル(16)
Turning the Head 嬉しさの高ぶりを抑えるシグナル お散歩に行く前やご飯の準備をしているときなどに「無関心」を装うような態度 または目線をそらせたり顔を背けたりしてシグナルを送るのは相手が怖くて自分や相手を落ち着かせたい場合使用頻度★★☆☆☆カーミング
口元を後ろへ引く:犬のカーミング・シグナル(17)
Lengthen the Corner 犬と犬との顔が見合ったときに交わされるシグナル 敵意がない・軽い服従を表す行動使用頻度★★☆☆☆(珍しいというよりも飼い主が気づきにくいという意味で★2つにしました)カーミング・シグナルとは犬たちはほかの犬や人とのコミュニケーシ
犬のカーミング・シグナル(22)犬の「おしっこ」は平和のサイン?カーミングシグナルとしての意味と対応
おしっこをする(Peeing) 犬同士が認め合った後にするオシッコは「友達になった」というシグナル使用頻度★★★★★私たちが何気なく目にしている愛犬のオシッコ。その行動には単なる排泄以上の意味が込められているときもあるということをご存知でしょうか?じつは、犬が緊張や不安
犬のカーミング・シグナル(24)犬の「静止」は確認のサイン――相手の心を読む“止まる力”
静止(Freeze) 犬と会ったときにするのは「1. ゆっくり歩く」と同じ意味を持ち相手にシグナルが通じているかを判断している行為使用頻度★★★★★はじめに:「フリーズ」は無言の問いかけ犬が突然ピタッと動きを止める。まるで時間が止まったかのように見えるこの「静止」(Free
犬のカーミング・シグナル(26)犬の「フセ」はコミュニケーション――訓練してはいけない理由
伏せる(Lying down like the Sphinx) 相手を落ちかつかせるための最上級のシグナル 「座る」より意味合いが強い ほかのボディランゲージと総合して判断した場合、攻撃を表すこともあるので注意使用頻度★★★★★はじめに:「フセ」はただのコマンドでは
犬のカーミングシグナル(27)「顔の向きを変える」は平和のサイン?カーミングシグナルとしての意味と対応方法
顔の向きを変える(Turn the face around)使用頻度★★★★★犬たちは人間と違って言葉を使いませんが、その代わりに豊かなボディランゲージを通じて、感情や意志を伝え合っています。その中でも注目されるのが「カーミングシグナル」と呼ばれる、相手との衝突を避けるための行動です
犬のカーミング・シグナル(30)犬が気持ちを整理するときに見せる“転移行動”のヒミツ
転移行動(Re-directional behavior) 不安・葛藤、フラストレーションなどから自己を守ろうとして働くさまざまな心の仕組み 転移行動として示される行為は直接的に関連のないものとなり判断が難しい使用頻度★★★★★はじめに:見落とされがちな"もう一つのサイン
犬のカーミングシグナル(29)笑う――犬が見せる“スマイル”に込められた本当の気持ち
笑う(Smiling) 人でいうところの愛想笑いをする犬もいる 目と口と耳の位置や尻尾などの状態を総合的に観察すれば本当の笑顔か愛想笑いか判断できるが初見で判断するのは難しい使用頻度★★★☆☆はじめに:犬の「笑顔」は喜びのサイン?犬が口角を上げて歯を見せるような表情を
犬のカーミングシグナル(28):「目をそらす」行動に込められた心のサインを読み解こう
目をそらす(Gaze Aversion) 目と目があったら喧嘩の合図 嫌だなという意思表示使用頻度★★★★★犬と目が合ったとき、ふいに視線をそらされることがあります。その行動には、私たち人間が見落としがちな深い意味が込められています。それが、犬の「カーミン
保護犬の初期医療
犬の保護活動においては第一に保護犬の心身の健康状態を把握して必要な改善をしながら新しい家族との出会いを待つ準備をしていきます。犬たちの飼い主募集を始める前に必要な医療措置を受けさせ、性格傾向や行動面の特徴を保護主が知っておくことで里親になる方も安心して迎えることができますし、犬たちも快適に新