PeSafe(ペットセーフ)はアメリカのペット用品会社です。
PetSafe社製品のうち、以前は「Premier社」が販売していた首輪とリードが安価でとても使いやすく大変お勧めです。
残念なことに国内ではペットショップなどの店頭で見かけることがありません。
このため、Petsafeの製品を手に入れるためには、おもにネット通販で購入することになります。
以下に、Suzyがお勧めするPetSafe社の犬用品を紹介します。
首輪やリードは、着けていることが目立つよう発色の良いカラーがそろっているところも良い点です(ブラックもあります)。
首輪(マーチンゲールカラー)
留め具のついたクイックスナップと、通常のかぶりタイプの2種類があります。
サイズ展開
それぞれ、以下のサイズが販売されています。
- P(超小型犬向き)約18~23cm (7-9インチ)
- S(小~中型犬向き)約23~28cm (9-11インチ)
- M(大型犬向き)約28~38cm (11-15インチ)
- L(超大型犬向き)約33~50cm (13-20インチ)
日本で飼われている大型犬は、ほぼMサイズまでで大丈夫です。
また、Mサイズはテープ幅が2種類(1.9cm・2.5cm)あります。
プレミアカラーwithクイックスナップ
バックルつきタイプです。
留め具でつけ外しができるので毎回サイズ調節をする必要もなく、とても使いやすいです。
Pサイズ(幅0.9cm)
Sサイズ(幅1.9cm)
Mサイズ(幅1.9cm)
プレミアカラー(ノーマルタイプ)
こちらのかぶりタイプは、バックルつきのものより少しお値段がリーズナブルです。
バックルを留める音が恐いワンちゃんに有効です。
着け外しする際は、頭からかぶせてサイズを調節して使います。
Pサイズ(幅0.9cm)
Sサイズ(幅1.9cm)
Mサイズ(2.5cm)
かぶりタイプのほうが価格は安いですが、付け外しの手間やフィット感を考えると、断然クイックスナップのほうがいいです。
また、サイズ表記はどちらも同じとなっていますが、バックルつきのほうが若干小さ目です。
頭囲にくらべて首が細すぎる犬(トイプードルなど)に使用すると、首回りが緩すぎるかもしれません。
首の細い犬種には、クイックスナップ(バックル付き)のほうがお勧めです。
Suzyの意見:PとSの中間のサイズ求む!
多くの犬たちに使ってきてみて思うのはPとSの中間のサイズが欲しいということ…。
Pサイズで事足りるのは3キロ程度までの超小型犬です。
このため、5キロ前後で引っ張りの強い犬にはPタイプの紐幅では細すぎてしまい、飼い主さんがリードの扱いに習熟するまで犬が少々苦しい思いをしてしまうこともありました…。
かといって、5キロ前後のトイプードルやミニチュアシュナウザーなど首が細めの犬種に対してはSサイズは大きすぎて役に立たず…。
見つけました!(2024年9月追記)
日本の人気犬種のボリュームゾーン(首が細めで体重3~7キロ)の犬たちに使える効果的な首輪をようやく見つけることができました!
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PetSafe ナイロンリード
安くて、丈夫で、使いやすい!
使いやすいリードのなかで一番リーズナブルな価格です。
Pサイズ相当
Pサイズの首輪と同じ幅です。
色もおそろいで揃えることができます。
リードの長さ
- 180cm
このサイズ(幅)のリードは、おもに体重5キロ未満の小型犬向けです。
とくに体重3キロ未満の超小型犬は、首輪(ハーネスも)やリードの重さも身体の負担になるため頑丈で軽いものを選ぶ必要があります。
2000年頃から使用していますが、いまだにこれより軽くて良いリードには出会えていません。
S/Mサイズ相当
Sサイズ・Mサイズの3/4インチ(1.9cm)の首輪と同じ幅のリードです。
長さは、以下の2種類があります。
リードの長さ
- 120cm
- 180cm
体重5キロ以上のワンちゃん向きです。
大人の手で握る分にはもっとも握りこみやすいサイズです。
Lサイズ相当
ラインナップのなかで一番太いリードです。
テープ幅は1インチでLサイズの首輪の幅と同じものになります。
長さは、S/Mサイズ同様、以下の2種類があります。
リードの長さ
- 120cm
- 180cm
大型犬で飼い主さんが大柄の男性のばあいは、これくらい幅のあるリードのほうが握りやすいようです。
特殊な犬具たち
このほかPetsafe社は、何らかの機能が追加された特殊な首輪の製造・販売もしています。
バイブレーション機能付き首輪
首輪に振動するパーツがついていてリモコンのスイッチを押すと首輪のパーツが振動し犬の首に合図を送ることができる首輪です。
飼い主とリードでつながっていない状況において問題行動をやめさせる目的で使います。
PetSafe:振動リモートトレーナー
リモコンのボタンを押すと首輪についた装置が出す振動するつくりになっています。
この振動がリードで送る合図の代わりになって犬に「してはいけないこと」を教えることができます。
私も一度使ってみたいと思いつつ値段が高いのと使わなくてもなんとかなってきたため、いまだ未体験です。
最近ではリモコンの代わりにスマホを使えるものも出ているようです↓
PetSafe:スマートドッグトレーナー
【注意】似て非なる吠え防止首輪
似たような商品で犬が吠えたら反応してショックを与える首輪というものがあります。
PetSafe:首輪 バークコントロール デラックス
自身が何の努力もすることなしに愛犬の吠えを止めようとして、安易にこうした道具を用いる飼い主さんがいます…。
しかし、喉元の動きに反応してしまい誤作動で強めのショックが入ることにより、犬が精神的におかしくなってしまったケースもありました。
飼い主が愛犬ときちんと向き合ってトレーニングを続けてくれていたらこんなことにはならなかったのにと思うと大変悔しく、その犬が気の毒でなりませんでした。
ペットショップで勧められるままに子犬を抱っこしてお財布を開く前に「自分にもう一度いちから子育てをする気力・体力があるのか」を自問自答していただきたいです。
自分の年齢や体力のことを考えて子犬を飼うことを諦め、すでに落ち着きのある成犬を飼うことを切にお願いしたいです。
初めて犬を飼うなら絶対に成犬!
犬を飼うという言葉を聞いて多くの人はペットショップで”子犬”を購入するとイメージしがちです。犬の子育ては時間との戦い しかし、初めてで何もわからない状態から子犬をちゃんと育てるのはとても大変なことです。人間の子ども同様に幼少期に心身の発達を促すことはとても重要なことです。 ...
引っぱり抑制ハーネス
また、PetSafe社はイージーウォークハーネスという「引っぱり抑制ハーネス」が有名ですが私は使用に反対です。
PetSafe:イージーウォークハーネス
このハーネスは犬が歩きにくくなるように設計されているものです。
犬を歩きにくくさせることで確かに引っ張りは軽減するかもしれません。
しかし、犬自身は「引っ張ってはいけない」ということを一つも学ぶことができません。
ハーネスが変わってしまえば、また元通り引っ張って歩くだけです。
その場しのぎではなく、「引っ張ってはいけない」ことをちゃんと教えてもらえるほうが愛犬だって嬉しいと思うのです。
まとめ:首輪やリードは安全装備
首輪やリードはファッションアイテムではなく「安全装備」です。
機能重視で選ぶ
購入する際は、見た目の可愛らしさではなく、
- 機能
- 品質
- サイズ
が、飼い主自身と愛犬の組み合わせにマッチしているかどうかを最優先に考えて選びます。
年に1度は買い替えを
首輪などの犬具は毎日使っているうちに汚れたり傷んだりするものです。
愛犬のシャンプーのタイミング等に合わせて首輪やリードの洗濯も忘れないようにしましょう。
また、首輪などの犬具は一度購入したら永久に使えるというものではありません。
年に1回は買い替えることをお勧めしています。
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