愛犬を通して、飼い主が自分自身を変えよう
Shizuka “Suzy” Ishida
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家族の負担にならない犬のしつけ方法
先日、犬のしつけ3原則というお話を公開しました。今回は、その2番目に書いた、「家族の暮らしに負担をかけないため」のしつけとは何かを、お話したいと思います。たとえば、犬との暮らしで飼い主家族に負担となる状況には、どんなものがあるでしょうか…。お散歩の引っ張りが強すぎ
近隣の人たちとの関係をよくする
ご近所との関係をよくする「犬のしつけ3原則」で、取り上げた3つの項目の最後は、「ご近所との関係をよくする」でした。過剰に強い同調圧力の文化をもつ国、ニッポン日本社会の欠点として、過剰に同調圧力の強い文化が問題視されています。そんな環境において、「他人の目を気にしない」とい
家庭犬の役割と必要なしつけ
家庭で暮らす大多数の犬たちは何か具体的な仕事をさせることを目的として飼われていません。家族に「思い出」を残すのが家庭犬の仕事家族の一員として寿命を迎えるその日までともに暮らし家族の心の中に「思い出」を残すのがお仕事です。なにかの大会で賞をとったり、泥棒を捕まえたり、繁殖活動をすること
犬との接し方を子どもに教える
犬が噛み付いて相手に怪我をさせることを「咬傷事故」といいます。保健所に届出のあった事例だけで、年間でおよそ4300件ほどの事故が起こっています(環境省統計 2020)。この数字は、噛んだ・噛まれたのトラブルが表面化した一部の事例であって、氷山の一角でしかありません。犬
Doggie Drawings by Lili Chin
Doggie Drawingsアメリカのイラストレーター・Liliさんが、「Doggie Drawings」という、ご自身の作品紹介ウェブサイト内で、かなり昔から無償提供(ただし、寄付を希望)しているとても役に立つインフォグラフィック(チラシ)があります。なかでも、「How to
「飼い主の指示に即座に従う犬」の育て方
本屋さんへ行けば、たくさんの犬のしつけ本が並んでいます(一昔前に比べて減ったようには思いますが)。また、インターネットで検索すれば、犬のしつけに関する情報がたくさん出てくるでしょう(この記事もそうですね)。本によって、記事によって、言っていることがまちまちだったり、真逆だったりして、
教えて!Suzy!!
Suzyに聞きたい!犬のしつけ情報を探してインターネットをしていてこのサイトにたどり着き、いろいろな記事を読んでみて、もっと知りたいと思うことがあったかもしれません。そんなときは、LINEお友達登録のうえ、チャットでご質問をお送りください。質問受付中誰かが知りたいと思っていること
愛犬の命と健康を本気で守る
愛犬にしつけをする第1の目的は、ずばり「愛犬の命と健康を守るため」です。これをお話すると、「ソンナノ、アタリマエジャン…」と、拍子抜けされる飼い主さんがほとんどです。ですが、その飼い主さんが「愛犬の命を守るしつけ」が、ちゃんとできているかというと、そうじゃなかったりします。た
こんな経験はありませんか?
犬を家族の一員に迎えたからには、きちんとしつけをしてあげたいと思い、たくさん本を読んだり、ネットで調べたりした。 パピークラスに通って、お手もオスワリもできるようになった。 でも、日常生活では、チャイムに吠えまくり、散歩では引っ張ったり、拾い食い、ほかの犬と仲良くできない…。
犬のしつけ3原則
何のために犬にしつけをするのかを、考えていますか?ただ無目的に「しつけのマニュアル本」に書いてあることをこなしていくというのでは、飼い主にとっても、愛犬にとっても、しつけがつまらないもの、苦痛なものになってしまい、途中で投げ出してしまう結果になりがちです。犬にしつけを教える前に、
豊かな表現で接する
「犬をしつける」というとき、ヒトはなぜだか「命令口調」になります。これまで、テレビなどで見たりする警察犬などの「訓練」のイメージで、そのような口調になってしまうのかな?と考えていましたが、夕方のお散歩で出くわす小学生の子どもたちが、我が家の犬を見つけて「お手!」とか「オスワリ!」とか
ハーネスがいいのか、首輪がいいのか
首輪は犬に苦痛を与えるので、ハーネスを使いましょうと、動物病院で言われることが多く、多くの飼い主さんが「首輪は犬にNG」であると信じています。ですが、ハーネスを使ったお散歩をしているワンちゃんのお散歩中の「引っ張り」や「他犬への攻撃」、「拾い食い」などに困って、しつけ教室に来られる飼い主
首輪えらびアンバサダー
子ども靴の世界には、「くつえらびアンバサダー」という資格があるそうです。子どもたちの足の発育の妨げにならない靴の選び方を広めるために立ち上がったプロジェクトで、全国各地で勉強会が開かれているそうです。私たち、犬の親(飼い主)にとって、この子どもの「くつえらび」に当たる
しつけの観点からみた、チワワの特徴
「チワワ」世界一、小さな犬種。うるうるとしたおめめの持ち主。しかし、メンタルは世界一大きな(強気な)犬種。見た目のか弱さとは裏腹に、無謀なまでの強気の持ち主。自分の小ささを分かっているのか、いないのか。大きな相手にも、ガンガンに喧嘩を売っていき、
アンダーマイニング効果
しつけのご褒美のオヤツのことを、”モチベーター”と言ったりします。犬の「訓練に対するモチベーションを上げるために与えましょう」と言われます。しかし、犬はもともとの習性で「群れの役に立とう」と行動する生き物です。自らが進んで行っている行動に対して何らかのインセンティブを与えて、
しつけ教室にやってくるトイプードルの特徴
15年ほど前に始まった、トイプードルのブーム。毛が抜けず、頭がよく、いろいろなカットを楽しめるので、今も人気犬種ランキングで、トップの座をキープし続けています。そんなトイプードルですが、しばしばレッスンのご依頼を頂きます。一般的なトイプードルの印象としては、明るく・行動的なイ
65のマイナス言葉をプラスに置き換える
短所を長所に置き換えて前向きに捉えると上手くいく日本人は身内の性質を他人に伝えるとき、ついつい短所にフォーカスしてマイナスの言葉を使いがちです。もちろん愛犬について伝えるときも。犬は日本語の単語の意味を理解しませんが、その言葉を発した人の感情を敏感に受け取ります。言われた愛犬も知
犬版『ラジオ体操』日本の犬と飼い主のためのマッサージ・プログラム
「犬のしつけ」は愛犬を訓練所やスクールに入れた飼い主だけがおこなう特別なことではありません。本来「犬のしつけ」とは犬と暮らすすべての人がその方法を学び、身につけ、日々実践するべきことです。しかし、今日の日本においてそれを実践できているのは犬の飼い主全体うちのごくわずかでしかありません