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2. 里親さまへの譲渡条件

カイロスドッグトレーニングが保護犬の里親さまに求める飼育条件は以下のとおりです。

すべてお読みいただき内容についてご理解いただいたうえでお申し込みください

先着順ではありません。

1.ペット可の住宅に住んでいる

マンションなどの集合住宅や賃貸物件にお住まいのばあいは飼育規約のコピーをご提出いただきます。

完全室内飼育する

成犬であっても屋外の犬小屋などでの飼育は不可です。

また、家の中なら玄関のたたきや廊下で良いというわけではありません。

基本的に犬の居場所(サークルやクレート)は家族のあつまるリビングに設置するのが望ましいです。

つぶやき犬自身が人との距離感を必要とする(柴犬などの和犬はそのような気質を備えていることがあります)ばあいは温度管理ができている屋内で犬自身が落ち着ける場所を選びます。

2.家族全員が賛成している

  • 同居家族の全員が保護犬の飼い主になることに賛成であること

犬は人間の感情を読む天才

犬はヒトの気持ちを敏感に読み取ります。

家族内に一人でも受け入れない人物がいれば心を開くのが難しくなります。

3.適切な健康管理を行なえる収入がある

  • 毎年の混合ワクチン、狂犬病予防接種、フィラリア予防を含む適切な健康管理を行なえる収入があること

犬を飼うのはお金がかかる

医療費のほか良質なフードや犬具(首輪やリード)、トリミング(犬の美容院)にも費用がかかります。

トリミング不要な小型犬であっても年間で30万円くらいは犬に使うことになります。

歳をとって病気になれば治療にもっとお金がかかります。

とくに飼い始めはお金がかかる

保護犬を迎える際は新しく購入するものも多いです。

使用してみなければその子に合うかどうか分からないものもあります。

結果的に無駄使いとなってしまったものがあっても、それは必要経費です。

つぶやきこれは別に保護犬にかぎったことではありません。身体の成長に合わせて買い替えの必要になるものも多くなるためペットショップなどから子犬を迎えるときのほうがもっと費用はかさみます

先住犬の健康管理と避妊・去勢

  • 先住犬がいる場合は完全室内飼育で上記同様の適切な健康管理と避妊・去勢がなされていること

犬が増えれば世話に必要なお金も時間もさらに増えます。

今の時点で先住犬に対して十分な管理ができていない飼い主には新たに犬を譲渡することはできません。

4.脱走対策に努める

  • つねに脱走対策に努めていただけること

絶対に逃がさない!

不意な出来事で脱走して迷子になったり交通事故にあってケガをしたり命を落とす飼い犬がたくさんいます。

とくに保護犬は新しい家に移って数カ月のあいだは逃げ出そうと隙を伺っていると思ってください。

犬の飼育経験者であっても油断は禁物です。

つぶやき飼育経験者の慢心がもっとも危険と言えるかもしれません

脱走対策の例

具体的には以下のような対策をお約束いただきます。

5.お留守番が長すぎない

  • 一人暮らしや共働き世帯の場合は毎日の犬の世話やしつけに時間をとれ、お留守番が長すぎないこと

犬は群れの生き物である

週5日以上の出社日があるフルタイム勤務の家庭では犬が留守番をしなければならない時間が毎日9~12時間ちかく発生することになります。

猫とはちがって犬は「群れ」で行動する生き物であり長時間を独りで過ごすのは本来の姿ではありません。

長すぎる留守番が当たり前の環境は犬にとって望ましい環境とは言い難いのが正直なところです。

お留守番を短くする対策はとれるか?

そのような家庭で犬を飼育するばあいは、日中は近隣に住む親類の家(もしくは犬の保育園)に預けたり、ペットシッターに家の鍵を預けて留守中の散歩代行を依頼するなどの対策が必要かもしれません。

介護が必要になったらどうするのか?

また、犬はヒトの5倍の速さで歳をとります。

まだ若いと思っていたらあっという間にシニアになります。

老犬の介護(頻回の通院、投薬時間の制限、食事の介助、清潔保持など)が必要になった際に十分なお世話の時間が取れない状況は「ネグレクト」に発展します。

とくに純血種は固有の先天性疾患をもっている種も少なくありません。

若くして病を発症し早いうちから介護が必要になることもあります。

家族による介護が困難になった際はどうするのかを考えておく必要があります。

つぶやき老犬ホームという介護を代行するサービスもあります。しかし、人とちがい介護保険制度のないペットでは預けるのに多額の費用がかかります。こうした施設を利用する可能性や働き方を変える必要があるかもしれないことも考えておく必要があります。

6.十分な散歩の時間がとれる

  • 毎日、十分な散歩の時間がとれること

必要な運動量を満たすのは飼い主の義務

基本的に犬の散歩は朝と夜の2回行くことが一般的です。

犬種や年齢、体調や季節によって必要な運動量は異なります。

譲渡される犬が若くて健康なのであれば必要な運動量を満たすためには毎回のお散歩に30~60分程度の時間を確保することが必要になります。

もし、飼い主自身で愛犬に必要な散歩時間を満たすことが難しいときはペットシッターに散歩の代行をお願いすることもお考えください。

7.しつけに前向きに取り組む

  • しつけに必要な時間をしっかりとれること

まずは犬を知り・学ぶ姿勢をもつ

連れてきたその日からすぐに家族になれるわけではありません。

ともに生活をしていくうえで困った問題が起きたときには解決しようと努力することが必要です。

初めは誰でも知らなくて当たり前

私たち人間は(犬ではないので)生まれつき本能的に犬の考えや行動を理解できません。

また、犬に対してこちらの意思を「犬に分かりやすく」伝えることもできません。

専門家を頼る

独学・自力でどうにかしようとすると問題がこじれて解決に苦労します。

適宜、専門家のアドバイスをもらいながらすすめていくのが一番の早道です。

こうした費用も医療同様に当然の出費であると考える姿勢が大切です。

つぶやき譲渡後にトレーニング受講の縛りはありません。ご自身で選んだ教室やトレーナーに教わってください。

8.家族形態

以下の方には譲渡できません。

  • 妊娠中の方または乳幼児がお住まいのご家庭
  • 未婚のカップル
  • 未成年

妊娠中の方または乳幼児(未就学児)がお住まいのご家庭

犬を迎えるというのは「もう1人家族が増える」ことです。

犬は永遠の3歳児だけれど

具体的には1~2歳児が一人家族に加わると思ってください。

たかがペットの犬かもしれませんが朝晩エサを与えて散歩に行けば済むわけではありません

育児に追われている時期に犬のしつけまでちゃんとやることは物理的に難しいです。

また、幼児は身体の発達が未熟なため飼育を始めてからお子さんが犬アレルギーを発症することも十分あり得ます。

10歳の約束にしよう

乳幼児がいるご家庭については今急いで犬を飼うのではなく「一番下のお子さんが10歳になったら」犬を迎えることをお勧めします。

つぶやき子どもが10歳を過ぎてから犬を家族に迎えることは心理学的に家族にさまざまな良い影響をもたらします。とはいえ、最終的に犬の面倒をみることになるのは必ず「親」です。親が前向きでないなら迎えるべきではありません。

未婚のカップル

「保護犬」を迎えたいという方のなかには籍を入れる予定もなく同棲しているカップルもいます。

しかし、婚姻関係を結んでいない同棲カップルは既婚者とくらべて簡単に関係を解消できてしまいます。

ライフスタイルが定まるまで生き物は飼わない

そのため飼い主を募集している保護犬たちのなかには未婚カップルによる飼育放棄犬も少なくありません。

犬を迎えるということは「自分以外の命に責任をもつ」ことです。

以下の未成年の項でも説明しますがライフスタイルが定まるまでは生き物を飼わないことをお勧めします。

未成年

なにかの契約をすることができない年齢のため未成年とは譲渡契約を結ぶことはできません。

自分の生き方がある程度定まるまでは犬に限らずペットを迎えないことをお勧めします。

お金と時間を自分自身に使う時期

犬の一生を面倒みるにはお金も時間もかかります。

また、毎日、定期的(ある程度決まった時間)に世話が必要になります。

このため、自由に身動きを取ることができなくなります。

病気にならなくても伝染病や寄生虫の定期的な予防は必要です

医療費も人の保険制度とはちがうため多くのお金がかかります。

病気になれば保険のきかない犬の治療費は人が病院にかかるのと比べてとんでもない金額がかかります。

保護ボランティアをしよう!

未成年のうちから犬とかかわりをもちたいと強く思われる方は保護団体のシェルターボランティアに通って多くの犬たちの世話をしながら「保護犬・猫」の社会問題について考え行動することをお勧めします。

つぶやき若い(人生の時間がたくさん残っている)からこそできることです。1匹の犬の飼い主になるよりも意義深いのではないでしょうか。

9.動物アレルギーの方がいない

  • 同居家族がアレルギーを発症した場合も終生飼養の努力をする意思があること

アレルギーとの向き合い方

今の時点ですでに家族に重度の犬アレルギーがあるばあいは犬との暮らしは諦めるべきです。

軽度のばあいは抗アレルギー薬を常用することで共生していくことができますが譲渡のハードルが高くなることは否めません。

突然発症するのがアレルギー

また、アレルギーはある日突然発症します。

今、大丈夫だからと言ってこの先もずっと大丈夫とは限りません。

もし、家族の誰かがアレルギーを発症したらどうするか考えておきます。

共生していく道を模索する意思

アレルギーの治療方法も日々発展しています。

医師もアレルギーを発症したからといってすぐに犬を手放せとは言わない時代です。

主治医と相談しながら共生していく道を模索していってください。

犬を手放すのは最終手段です。

10.18歳以上60歳以下の方

  • おもに世話をする方の年齢が18歳以上60歳以下の方であること

犬より元気に長生きできますか

獣医療やペットフードの進化により犬の寿命は15歳を超えることが珍しくなくなりました。

子犬や若犬を迎えるのであれば「愛犬は20歳まで生きる」と仮定して「20年後もその犬の面倒を見ることができる寿命が自分に残されているのか」を検討しておく必要があります。

つぶやき18歳くらいまで生きる子もザラにいます

子犬や若犬の無限の体力に付き合えるのか

若いころに子犬から犬を飼った経験のある人も先代犬が寿命を迎えた後にはそれだけ自分も歳を取っていることを忘れてはいけません

飼い主自身も先代犬が若かった頃と比べて確実に気力・体力ともに低下しています。

とくに生後数カ月の子犬を迎えるのであれば「もう一度子育てする」(←人間の赤ちゃんのことです)つもりで迎える覚悟が必要です。

つぶやき自信が老齢になってから大型犬の子犬を飼ってしまい運動量を満たせずにネグレクト化してしまっているお家もたくさん見てきました。ペットショップではお客が何歳でもお金を払えば子犬を手に入れることができます。しかし「自分だけでは面倒を見きれなかった」ときにお散歩代行や訓練所への通所にかかる費用を工面できるのかを考えたうえで迎えてあげなければ子犬が可哀そうです。

自分が面倒を見られる年数から逆算して決める

とはいえ、医療や食糧事情が良くなったのは犬に限ったことではなく60代や70代の方々がお元気なことも事実です。

自分が75歳になるまであと何年あるか

一般的には75歳を超えると何かしらの疾患を抱えて治療が必要になり犬などのペットの世話に責任を持てなくなると言われています。

自分が75歳になるまであと何年あるか」を基準にして保護犬を探すとマッチングしやすいです。

つぶやきたとえば、今の年齢が65歳であれば8歳以上の募集犬のなかからお迎えしたい犬を選ぶという感じです

保護犬の預かりをするほうが良いかも

体力・気力に自信はあるけれども自分の年齢を考えるとこれから犬をうちの子として迎えるのは厳しいという方もいるかもしれません。

年齢の上限がないことが多い

毎日朝晩1時間ずつ散歩ができる体力があり、車の運転も問題なくできるという方には「保護犬の預かりさん」というボランティア活動があります。

インターネットで「保護犬 預かりボランティア」と検索して出てきたお近くの保護団体に問い合わせてみてください。

「里親が決まったらお別れ」する以外に預かりのデメリットはありません。

11.千葉県内または東京都区内在住

  • 千葉市美浜区より車で1時間以内の範囲にお住まいの方

譲渡の場所は必ずご自宅

譲渡契約を結び保護犬をお渡しする場所は里親さまのご自宅となります。

その後も必要に応じてフォローすることができるように譲渡対象エリアを「車で片道1時間以内」の範囲に限定しています。

つぶやき神奈川・埼玉県の一部エリアは1時間以内で訪問できることがありますのでご相談ください。

12.飼育環境の確認

  • 譲渡決定の前に飼育環境の確認を受けて改善点の提案に前向きに対応して頂けること

危険な場所を事前に把握

どんなに犬好きで優しいご家族であっても住環境が犬にとって危険なままでは保護犬を譲渡することはできません。

家の玄関(マンションはエントランスを含む)から犬が過ごすお部屋の中(ベランダを含む)まで確認させていただきます。

遠方のばあいはLINEのビデオ通話(またはzoomやGoogleMeetなど)にて行なうこともあります。

動線上に危険がないかどうかを確認して必要に応じ柵の設置などをお願いすることがあります。

つぶやき過去には犬をもらい受けるために引越しを選ばれた里親さんもいます

13.譲渡費用の負担

  • 輸送費・医療費および、預かり費用をご負担いただけること

個体やお届け先によって金額は変わります。

里親募集サイトで提示している金額をご確認ください。

14.身分証明書控えの提出

譲渡の際は各種書類に署名捺印していただきます。

その際、身分証明書(運転免許証など)の控えをご提出ください。

15.譲渡時の写真撮影

トライアルがスタートするお引渡しの時に保護犬と里親さま家族の記念写真を撮らせていただきます。

つぶやきこれは記録を保管するために必要とするものであり里親さまの許可なく公開することはありません。

16.法律で定められた手続きをする

  • お住まいを管轄する役所にて畜犬登録を行なう
  • マイクロチップの登録者として登録する

畜犬登録

譲渡契約をした年(年度)に狂犬病ワクチンを接種していないばあいは譲渡当日より1カ月以内に狂犬病ワクチンの接種を動物病院で済ませて「接種証明書」を発行してもらいます。

お住まいを管轄する役所に「接種証明書」と登録手数料を持参して「犬鑑札」を発行してもらいます。

犬鑑札もしくは登録したことを証明する書類を写真に撮って送っていただきます。

東京都などマイクロチップの登録によって畜犬登録をして「犬鑑札」を発行しないところもあります。お住まいを管轄する役所にお問い合わせください。

マイクロチップの登録情報の書き換え

保護主の指示にしたがって、環境省のホームページよりマイクロチップ情報の書き換えを行ないます。

書き換えの際は環境省のホームページ上で手数料を支払う(クレジットカード決済)必要があります。

17.SNSでの情報公開

放浪犬や不要犬が保健所に収容されてから里親のもとにやってくるまでには、直接やりとりをする保護主以外にも数え切れないくらい多くの関係者(保健所職員、現地保護団体、獣医師、空輸ボランティア、輸送ボランティア、預かりボランティア、保護主、その他支援者、等)たちの支援の手を経ています。

こうした支援者の方々にも里親のもとで幸せに暮らしている様子を伝えて頂くことは活動者たちの大きな励みとなっています。

愛犬用SNSアカウントの開設

これに応えて頂けるようSNSを開設し定期的に写真や動画を公開して頂けることを「譲渡条件」にくわえることになりました。

愛犬用の専用アカウントを別に作成して頂ければプライベート用アカウントを公開する必要はありません。

定期的な公開とは?

こちらで想定している定期的な投稿の頻度は以下のとおりです。

  1. 譲渡から3日後
  2. 譲渡から7日後
  3. 譲渡から3週間後
  4. 譲渡から3カ月後
  5. 譲渡から1年後

以降も年に1回程度は愛犬の様子を投稿して頂けることを強く推奨します。

つぶやきこれまで保護犬を譲渡したほとんどの里親さんが上記以上に大幅に頻回に愛犬の様子を投稿してくださっていますw
関連ページ
  1. 保護犬の譲渡活動
  2. 里親さまへの譲渡条件 (←このページ)
  3. 保護犬譲渡の流れ  (←つぎのページ)
  4. お見合いの申し込み方法
  5. お迎えまでにご用意いただくもの
  6. ゆっくり家族になっていく
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