犬のココロ・行動
41イヌだって成長とともに考えは変わる:ビリー
今日(3/28)、さっそくビリー(Billie)行きつけのドッグパークへ様子を見に行きました。ビリーは子犬の頃はドッグパークではしゃぐのが大好きだったそうです。でも、大人になったビリーはドッグパークでハジけるのを好まない、人間にたとえるならば、クラブで賑やかに踊り明かすよりも、一人で
イヌと飼い主は違う人格
世間一般のイヌの訓練や、ドッグスポーツ、ショーにハマって、飼い主がのめり込み過ぎて、疲弊してしまったイヌの相談を受けることが少なくありません。イヌだって個性や得意・不得意は人間同様に持っています。過大な期待で押しつぶさないように。思い通りになるはずだという期待を手放すと、お互いが自然体で幸せ
飼い犬と乳幼児の類似性
母親が子どもを優しくなでたり抱いたりするのは単なる愛情表現ではなく、泣いている子どもの興奮をしずめ、安心させる役割があります。生物学的に見ると、これは交感神経の興奮を和らげ、リラックスさせてあげるということです。そもそも体と心は密接に関連しているので、切り離して考えられるものではあり
愛犬を変えたければまず飼い主が変わる:ミラーニューロンと情動感染
犬のしつけで一番大切なのは、コマンドに反応して、指示された動作を行うことではありません。飼い主との暮らしのなかで出会う出来事や人・犬・モノに対して、過剰に反応しない「感情のコントロール力」を、愛犬に身に付けてもらうことです。犬の感情のコントロールこの「感情のコントロール力」をどのよう
犬のエフォートフル・コントロールを促進するためのアプローチ
エフォートフル・コントロール(Effortful Control: EC)は、前頭前野にその神経基盤をもつ気質的な個人差であり、以下の 3 つの制御にかかわるものです。 行動抑制の制御 行動始発の制御 注意の制御「後から得られるより良い結果のために目の前の誘惑に勝つ力」