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犬語の単語帳:犬のボディランゲージ(3)目編

犬たちは、仲間や人間に対して、豊かなボディランゲージを用いて感情や意思を伝えています。

目や耳、口、尻尾などさまざまな身体の部位を駆使し、その組み合わせによって多様なメッセージを発信します。

また、犬は感情の切り替えが非常に速く、瞬時に変化し続けるため、ボディランゲージも刻々と変化していきます。

飼い主がその微細なサインを正確に読み取り適切に対応することは、愛犬とともに快適に暮らしていくために必須スキルです。

犬が「吠える」という、もっとも明確なサインを出すまで待っていては、手遅れになります。

それよりもずっと前から犬たちが発している数多くのボディランゲージを読み取れば、より早く犬の気持ちを深く理解することができ、問題の発生を未然に防ぐことができるのです。

本記事では、犬がボディランゲージのために使っている身体のパーツのうち「目」にフォーカスして解説します。

目は口ほどに物を言う

犬は「目」を使って、さまざまな感情や意図を伝えています。

「目は口ほどに物を言う」という表現は、犬にも当てはまります。

とくに、犬は人間と共生してきた進化の過程で、オオカミと比較して目の周囲の筋肉が発達しました。

これにより、犬たちは意思疎通を図るために、表情を豊かに使うことができるようになりました。

特徴的な6つの使われ方

犬の視線や目の動きから、犬の感情や意思について多くのことが読み取れます。

ボディランゲージとして使われる、特徴的な「目」の使われ方を6つご紹介します。

  1. 睨む
  2. 一点をじっと見つめる
  3. 人の目を見る
  4. まばたきをする
  5. 目を逸らす
  6. 目をつぶる

1)睨む

犬は、相手をじっと睨むことで自己主張や優位性を表します

このときの視線は鋭く、相手に対して「自分のほうが強い」と主張しています。

もし、相手の犬も睨み返せば、双方の緊張が高まって喧嘩に発展することがあります。

愛犬がほかの犬や人を睨みつける行動を見せたら、飼い主は叱って止めなければいけません。

そして、気が合わない相手に対しては、喧嘩を吹っ掛けるのではなく「カーミングシグナル」を発して、関わりを回避するように教える必要があります。

こちらを睨みつけている犬に近づいてしまうと、相手の攻撃性が増して噛みついてくる危険性が高いため、それ以上距離を詰めず離れることが賢明です。

愛犬が空気を読まずに近づいていこうしたら、飼い主が愛犬にカーミングシグナルを出させ、相手の犬をこれ以上刺激しないように通り過ぎましょう。

つぶやき「睨む」はしつけにも使えます。飼い主に睨まれたら「叱られた」と思える関係が作れていれば、大きな声を出さなくても、愛犬にしてはいけないことを教えられるようになります。

2)一点をじっと見つめる

犬が何か一点をじっと見つめている状態は、その犬が見ているものに対して好奇心や興味を示しているサインです。

たとえば、見慣れない物や音、動くものなどに対して集中しているときに、犬はこのような視線を向けることがよくあります。

何かを凝視している際に、過度に緊張している様子が見られたら、飼い主は愛犬が関心を持っている対象が「気に掛けるべきものかどうか」を判断して、気にする必要がないものであればいつまでも凝視させずに切り上げさせたほうが良いです。

見ていれば見ているほど緊張が増し、不安感や警戒心を高めてしまうからです。

つぶやき愛犬が真夜中に何もない方向をじっと見つめている姿を見たことがある飼い主は少なくありません。そして、その視線の先にいったい何があるのか気になって仕方がないことも多いでしょう。しかし、この現象については今のところ原因不明とされています…。

3)人の目を見る(アイコンタクト)

犬が人の目を見つめる行為は、いわゆるアイコンタクトと呼ばれ、飼い主とのあいだの重要なコミュニケーション手段です。

犬は指示や合図を待っているときに飼い主の目を見ることがあり、また、愛情を示すときにも見つめ合うことがあります。

このときの犬の視線は優しく、信頼と絆を表しています。

しかし、睨んでいるような強い視線で見つめてくる場合は威嚇のサインかもしれないため、視線の強さをきちんと読み取ることが必要です。

アイコンタクトは犬が自発的に行うのが望ましく、オヤツで視線を操作するなどして無理に視線を合わせさせることには意味がありません

愛犬が飼い主の目を見つめてきたときに、飼い主が見逃すことなく優しく見つめ返してやることで、愛犬はアイコンタクトを覚えていき、視線を合わせることで安心感を得ることができるようになります。

反対に、愛犬からのアイコンタクトに気づいてあげることができなければ、愛犬はいつまでたってもアイコンタクトを覚えることができません。

4)まばたきをする

犬がゆっくりとまばたきをする行為は、相手に対して敵意がないことを示すボディランゲージです。

とくに、緊張した状況下で、相手との争いを避けたいという気持ちの表れです。

誰かに目をじーっと見つめられたときや、飼い主に叱られたとき、困った状況が目の前にあるときなどに犬たちがよくつかうボディランゲージです。

これはカーミングシグナルの一種であり、相手に対して「平和を望んでいる」ことを伝える行為とされています。

犬がまばたきをしていたら、緊張を和らげるために視線を外して穏やかな態度で接しましょう。

5)目を逸らす

犬が目を逸らすのは、不安や服従を示すサインです。

このとき、犬は相手に対して「争いたくない」という意思を伝えています。

たとえば、飼い主に叱られたときや他の犬と出会ったとき、犬が視線を外すことがよく見られます。

この視線の外し方もカーミングシグナルの一つであり、犬が対立を避けたいと考えている際に見られるものです。

飼い主は愛犬が目を逸らしたときは、無理に視線を合わせようとしてはいけません。

飼い主も愛犬に対してカーミングシグナルで応えます。

愛犬の気持ちを尊重し安心感を与えることができるよう努めることが大切です。

6. 目をつぶる

犬が目をつぶる行動は恐怖を感じているときや緊張を解消したいときに見られます。

これは人が恐怖や嫌な場面に直面したときに目をつぶってしまうのと同じ原理が働いているものです。

怖い状況や見たくないものが目の前にあるとき犬は目を閉じて「見ない」ようにすることでそのストレスを和らげようとします。

この行動が見られたときは恐怖の対象から離れて気持ちを落ち着かせてあげると良いです。

そして、過剰に反応しないように徐々に慣らしていくことが大切です。

つぶやきもちろん、注射や爪切りなど嫌でもやらなければならないことは頑張って乗り越えさせることが必要です。

まとめ

犬が用いるボディランゲージの意味を理解することは、飼い主にとってもっとも重要なスキルの一つです。

犬たちは、吠える前から身体のさまざまな部位を駆使して、ボディランゲージを使い自分の気持ちを伝えています。

犬の「目」を使ったボディランゲージには、多くの情報が込められています。

睨む、一点を見つめる、アイコンタクト、まばたき、目を逸らす、そして目をつぶるといった視線の動きは、犬が相手や状況に対して、どのように感じているかを表す重要な手段です。

飼い主がこれらのサインを正確に読み取ることができれば、愛犬が感じている不安や緊張、あるいは愛情や信頼を理解し、適切に対応することができます。

犬たちと良好な関係を築くためには、犬が目を使って伝えている、わずかなサインを見逃さないことが必要です。

飼い主がこうしたサインを理解し、愛犬の気持ちに寄り添う姿勢をもつことは、愛犬との信頼関係を深めるために欠かせません。

飼い主が犬のボディランゲージを学びその理解を深めることで愛犬も飼い主に対して安心と信頼を寄せるようになります。

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Shizuka “Suzy” Ishida

2005年より東洋思想をベースにした「ごほうびにオヤツを使わない犬のしつけ方」を提唱。吠える・噛むの問題を抱えた小型犬のしつけを得意としていますが、保護犬の心のリハビリもしています。当サイトで提示しているしつけ方法はすべての犬に100%当てはまるものではありません。性格や状況によって対処方法はさまざまです。お試しになる際はあらかじめご理解のうえお願いいたします。