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パックウォークに1回だけ参加した飼い主さんへ

パックウォーク2回目以降の参加を迷われている方へ

パックウォークに初めて参加して愛犬の変化を感じられた方も多いと思います。

普段の散歩では見られなかった愛犬の一面に気づけたかもしれません。

しかし、ここで強調したいのは一度参加するだけで愛犬の問題が劇的に解決するわけではないということです。

パックウォークの経験を日常生活に取り入れ飼い主さん自身がリードと首輪を使ったコミュニケーションのスキルを身につけることで、愛犬との散歩はより穏やかで楽しいものへと変わっていきます。

パックウォークは単なるイベントではなく飼い主と愛犬が一緒に成長するための大切な場です。

パックウォークの効果は3週間程度

パックウォークに参加した後に愛犬にポジティブな変化を感じたとしても飼い主自身がお散歩のスタイルを変えなければ、その効果が持続するのは3週間程度です。

これはパックウォークで愛犬が感じた安心感や規律を飼い主が日常のお散歩で再現しきれていないためです。

この「3週間の効果」をより長く維持して長続きさせるためには飼い主さん自身がリードと首輪を通じたコミュニケーションスキルを学び日常の散歩で自然に発揮できるようになることが大切です。

そのためには何度もパックウォークに参加して飼い主さんがこのスキルを自分の身体に覚え込ませることが必要となります。

散歩を楽しむために必要な学びと練習

愛犬とのお散歩を安全で楽しいものにするにはある程度の学習と練習が必要です。

犬の散歩の習得は車の運転に近い

車を運転するために教習所に通って知識と技術を学び運転免許してもそれだけですぐに車の運転がスムーズにできるようになるわけではないのと同じです。

免許を取った後に親や友人に助手席に座ってもらって何度も実際に運転を繰り返しながら経験を積み、次第に一人でも安心して運転ができるようになっていったはずです。

状況判断と対応力の向上がカギ

愛犬との散歩においてもこれと同じようにリードコントロールや適切な距離感を学び、適切な対処ができるようになるための経験を積む努力が求められます。

パックウォークは愛犬に他の犬との関わり方を学ばせると同時に飼い主さんが愛犬に適切な指示を出すためのスキルを実践で学ぶ場とお考えください。

「知っている」と「できる」の違い

パックウォークで得た知識を「知っている」ことと実際に「できる」ことには大きな違いがあります

知識として頭で理解したとしてもそれを実際に日常の散歩で使えるようになるにはそれなりに練習が必要です。

使いこなせなければ意味がない

2回目以降のパックウォークは初回に学んだ知識を実践し愛犬とのコミュニケーションに役立てられるようになるための実地訓練の場です。

得た「知識」は実際に使いこなすことができるようにならなければ何も変わりません

何度も参加しすることで徐々に技術を身につけていき愛犬とのより深い信頼関係を築いていきましょう。

パックウォークでの積極的な参加の重要性

パックウォークは積極的に参加することで飼い主と愛犬の双方が少しずつスキルを身につけ、理想的な散歩時間を楽しむための土台を作っていく場です。

参加2回目も初回と同じスタンスでいては望むような成長をすることができません。

受け身ではなく自らもパックの一員であることを意識して参加しましょう。

パックウォークの「空気感」や「秩序」はその場に集まったメンバー全員で一緒に作り上げるものだからです。

ほかの飼い主さんと積極的に交流したり群れと歩調を合わせることで愛犬がより自信を持って歩けるようになります。

具体的な目標と課題

前回と今回のちがいやその原因に気づき意識的に群れを作り上げることは「犬を理解する」ために重要なポイントです。

パックウォークはただ歩くだけではなく愛犬と飼い主がともに成長し学び合う場です。

パックウォークで取り組むべき具体的な目標は以下の3点です。

首輪を使ったコミュニケーション

愛犬とスムーズにコミュニケーションが取れるようになることを意識します。

  • 首輪は正しく着けられているか?
  • リードの張りと弛みの加減がつかめているか?
  • 指示を出すタイミングが適切か?

犬同士の関係性の理解

愛犬と他の犬の表情や行動から気持ちを読み取り、適切に対処できているかを意識します。

  • 礼儀正しい挨拶をさせているか?
  • 犬のボディランゲージを理解しているか?
  • カーミングシグナルが出たときの対応は?

パックのまとまりに貢献

パックのまとまりに積極的に関与することを意識する。

  • 群れがまとまるようにペースを合わせられているか?
  • 愛犬がほかの参加犬と友好的に接することができているか?
  • 自分の愛犬以外の参加犬たちのキャラクターを理解し手助けできているか?

消臭スプレーの活用について

初回参加時にお渡しする消臭スプレーのボトルは2回目以降もご希望があれば中身の補充が可能です。

お散歩バッグに常備しパックウォークの際には忘れずに持参してください。

消臭スプレーは愛犬のトイレマナーを守るだけでなく飼い主としてのマナーや気配りを示すための一つのアイテムです。

まとめ

パックウォークは飼い主が愛犬とともに成長し絆を深めるための貴重な学びの場です。

初めての参加で愛犬に良い変化がみられたとしても、それを持続的な成長に変えるためにはパックウォークの学びを日常生活に取り入れ、飼い主自身がリードや首輪を使ったコミュニケーションを身につける努力が欠かせません。

また、2回目以降は「知識を得る」だけでなく積極的な参加を通じて「実際にできる」レベルを目指していきましょう。

パックの秩序や空気感は参加者一人ひとりが協力してつくりあげるものです。

参加するたびに愛犬と自分の成長を意識し積極的にスキルを磨いていくことでお散歩がより楽しく充実した時間となります。

パックウォークの経験を重ねて愛犬との信頼関係を深め、日常のお散歩を楽しんでください。

その積み重ねが愛犬との豊かな暮らしへと繋がります。

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Shizuka “Suzy” Ishida

Shizuka “Suzy” Ishida

2005年より東洋思想をベースにした「ごほうびにオヤツを使わない犬のしつけ方」を提唱。吠える・噛むの問題を抱えた小型犬のしつけを得意としていますが、保護犬の心のリハビリもしています。当サイトで提示しているしつけ方法はすべての犬に100%当てはまるものではありません。性格や状況によって対処方法はさまざまです。お試しになる際はあらかじめご理解のうえお願いいたします。