愛犬を通して、飼い主が自分自身を変えよう
犬のココロ・行動
73飼い主の学びのステップ
Step1.「間違った考え方」を知る間違った考え方をシンキングエラーといいます。犬は何万年も前から人のそばで暮らしてきた動物であるため、飼い主は「犬」の身体やものの考え方を人間と同じであると思い込みがちです。飼い主は人間として生まれ人間に育てられてきたため、学ばなければ犬の生き方を知る由
初めて犬を飼うなら絶対に成犬!
犬を飼うという言葉を聞いて多くの人はペットショップで”子犬”を購入するとイメージしがちです。犬の子育ては時間との戦いしかし、初めてで何もわからない状態から子犬をちゃんと育てるのはとても大変なことです。人間の子ども同様に幼少期に心身の発達を促すことはとても重要なことです。
思春期の犬(生後6カ月~2歳頃)
ペットショップやブリーダーから子犬を買ってきて、ワクチン接種を済ませ、ようやくお散歩デビューをしたと思ったら、あっという間に生後6カ月くらいになっています。まだまだ可愛い赤ちゃんだと思っていたのに「思春期」と聞いて、驚く飼い主さんはたくさんいらっしゃいます。犬にも思春期がある犬にも思春期
ザ・カリスマ ドッグトレーナー シーザー・ミランの犬と幸せ に暮らす方法55
ザ・カリスマ ドッグトレーナーシーザー・ミランの犬と幸せ に暮らす方法55 単行本 – 2015/9/18 シーザー・ミラン (著), ナショナル ジオグラフィック (編集), 藤井 留美 (翻訳)私の考える「犬のしつけ」のポリシーにとても近い考え方で犬のしつ
BOOK:All Dogs Have ADHD(英語版)
All Dogs Have ADHD ハードカバー – 2020/8/21 英語版 Kathy Hoopmann (著)旧版:All Dogs Have ADHD ハードカバー – 2008/10/15 英語版 Kathy Hoopmann (著)
犬の心に届く本当に正しい犬の叱り方:5つのコツ
「叱ってはいけない」という方法のしつけがブームになって久しく、そのように教えるドッグトレーナーも多いです。Suzyのところへやってくる飼い主さんのなかにも「犬を叱ったら嫌われてしまうのでやりたくありません」と、真顔で言ってくる飼い主さんもいらっしゃいます…「褒めるしつけ」を勘違いしていません
お散歩瞑想で愛犬を穏やかな子に育てる
犬は飼い主の心の動きを敏感に感じ取り、それに反応しています。愛犬が自分の周囲のいろいろに過剰に反応せずに済むように、飼い主さん自身が常日頃、自身のメンタルの状態に気を配る必要があります。そのための具体的な方法をご紹介します。座って瞑想お散歩の途中で休憩タイムをとります。
赤ちゃん・子どもと暮らす
子育ては犬を捨てる理由にならなくなった「もうすぐ子どもが生まれるから」という理由は「引っ越しするから」とならんで犬を捨てる人の言い訳として一昔前はごく一般的なものでした。それと比べれば赤ちゃんが生まれるからといって飼い犬を手放す人が減ったことは素晴らしいことです。わが子が生まれるママ
犬の鳴き声・吠え声の4分類とその対策
犬の吠え・鳴きの問題で困っている飼い主さんは少なくありません。吠えの問題は、常に「犬のしつけ」で改善したいことのトップ3に入っています。一口に「吠え」と言っても、その内容によって飼い主の取るべき対処方法が変わってきます。犬の吠えは以下の4つに分類できます。 要求吠え
カーミング・シグナルをおぼえよう!
犬が身体で自分の気持ちを表す「ボディーランゲージ」のなかには「カーミングシグナル」と呼ばれるカテゴリがあります。これは犬社会を円滑にするためのとても重要なボディーランゲージになっています。カーミング・シグナルとは?ノルウェーのドッグトレーナーであるTurid Rugaas(トゥーリッ
ゼロ番目の脳:『皮膚』に働きかけるドッグマッサージ
カイロスドッグトレーニングではしつけのプログラムにマッサージを取り入れています。マッサージには単に身体をほぐすリラックス効果以外にもさまざまな効果があり、一石二鳥どころか一石四鳥か五鳥ぐらい(もっとかも!)の効率的な方法です。それを裏付けるような内容を取り扱った番組がNHKで
“イヌ” ヒトの心を照らす存在
“イヌ” ヒトの心を照らす存在NHKの『ヒューマニエンス』という番組で犬を取り扱った回があります。ヒトにとって「イヌ」は長年のパートナーだ。オオカミから分化したイヌは、ヒトと共に暮らした数万年の中で、お互いに「共進化」する関係だったという。イヌの脳は、ヒトの“言葉”を理解できるようになり、イ
器の大きなコに育てよう
以前、犬のしつけをするにあたって大切な「3原則」についてご紹介しました。こうした、生活に即した目的を叶えるための「しつけ」の取り組みの過程で、愛犬に「あるもの」が育っていきます。心の器それは「心の器」です。心の器とは、物事に対する許容範囲やキャパシティーのことを指します。
感情を冷静にコントロールする能力(自己抑制機能)を育む
Suzyが提唱する「犬のしつけ」はエサ(フードやオヤツ)を使ってコマンドに従うことを重視していません。犬自身の自己抑制機能(自制心)を養うことと飼い主が犬のことばを正しく理解することを重要視し、これらの能力の向上に取り組むことを目的としています。「自己抑制機能を鍛える
イヌだって成長とともに考えは変わる:ビリー
今日(3/28)、さっそくビリー(Billie)行きつけのドッグパークへ様子を見に行きました。ビリーは子犬の頃はドッグパークではしゃぐのが大好きだったそうです。でも、大人になったビリーはドッグパークでハジけるのを好まない、人間にたとえるならば、クラブで賑やかに踊り明かすよりも、一人で
個性を尊重し幸せに暮らす方法:イヌと飼い主はちがう人格
フリスビーやアジリティなどのドッグスポーツやドッグダンス、そしてショーといった活動に愛犬とともに参加することは、犬とともにできる競技として注目を集めています。これらの活動は愛犬との絆を深めポテンシャルを引き出す手段として、多くの飼い主に取り入れられています。しかしながら、その一方でこ
飼い犬と乳幼児の類似性
母親が子どもを優しくなでたり抱いたりするのは単なる愛情表現ではなく、泣いている子どもの興奮をしずめ、安心させる役割があります。生物学的に見ると、これは交感神経の興奮を和らげ、リラックスさせてあげるということです。そもそも体と心は密接に関連しているので、切り離して考えられるものではあり
愛犬を変えたければまず飼い主が変わる:ミラーニューロンと情動感染
犬のしつけで一番大切なのは、犬がコマンドに反応して、指示された動作を行うことができるようにすることではありません。飼い主との暮らしのなかで出会う出来事や人・犬・モノに対して、過剰に反応しない「感情のコントロール力」を、愛犬に身に付けてもらうことです。動作を覚えさせるよりも「心の在り方