COLUMN
家庭犬のしつけや、保護犬の譲渡など、
犬にかかわるさまざまな記事を掲載。
記事数
267
「犬のしつけ」にも使っていたナッジ理論
ナッジとは、行動科学の知見から望ましい行動をとれるよう人を後押しするアプローチのことを言います。多額の経済的インセンティブや罰則といった手段を用いるのではなく「(人が)意思決定する際の環境をデザインすることで自発的な行動変容を促す」という考えです。2017年、シカゴ大学のリチャード・セイラー
歯みがきの練習を始めよう!
犬も歯みがきが必要だということは随分と知られてきましたが、実際に愛犬に歯みがきをしている飼い主さんとなると途端にその数が激減します。飼い主さんとお話をしているなかで「歯みがきしてますよ」とおっしゃるので、その具体的な方法を聞くと「歯みがきガムをあげている」という回答がとても多いです。
保護犬の飼い主になりませんか?
子犬・子猫の時からずっと大切に育てられ、飼い主さんに見守られて天寿をまっとうすることのできるワンちゃん・ネコちゃんがいる一方、何らかの事情で最期まで飼い主さんに飼い続けてもらうことのできなかった子たちや、生まれながらに厳しい環境を生きている子たちが、この日本にはまだまだたくさんいます。私は「
ピリピリ・イライラのアロハ&マハロ
3月30日(土曜)の1件目のレッスンは、6カ月の女の子の赤ちゃんのいるお宅で飼われている2匹のトイプードルでした。最近、赤ちゃんに唸ったりするようになり「赤ちゃんにケガをさせたら大変」ということで、ご夫婦でトレーニングに来ました。今まで、この2匹のことを猫可愛がりしてきちゃったそうで
Caboodle:マハロのプライベートレッスン
今日(4/5)は先週マッサージのレッスンを受けに来てくれたCaboodle(キャバリア×トイプードル)マハロちゃんのプライベートトレーニングをしました。パパさんにマハロちゃんをホールドしてもらいながら、オヤツをご褒美に使わないシツケの考え方や取り組み方について聞いてもらったり、逆に飼
YAPS
本日(4月4日)、2件目に訪問したレスキュー団体はYAPS です。RSPCAとYAPSが、ケアンズ地域のペットレスキューにおける二大巨塔なのだそう。施設のクオリティーのあまりの違いに驚きましたが、RSPCAも遺産の寄付があるまでは同じようなクオリティの設備だったそうです。田舎
RSPCA in Cairns
4月4日の午前中は、ケアンズにあるペットのレスキュー団体の施設を訪ねることになりました。1件目は、ケアンズ空港のすぐ裏手にある、RSPCAの施設を訪ねました。マネージャーのロブさんが、STAFF ONLYの場所まで施設の中を丁寧に紹介してくれました。数年前に億
訓練の優等生だけど、喧嘩上等のチャッピー#1回目
今日(4月3日)の2件目は、グループレッスンでした。シュナウザーのチャッピーくんと、キャバリアのJr.くんが新しく仲間入りしました。トイプードルのモコちゃんと、スタッフィーmixのハナちゃんが第1回に引き続き参加し、4頭でのレッスンとなりました。今日のレッスンも保定からスター
顔つきが穏やかになったアロハ#2回目
今日(4月3日)の1件目は、トイプードルのアロハちゃんのプライベートレッスンでした。今日はアロハちゃんとママの2人での参加でした。前回、家族全員(2匹)で来たときアロハは険しい顔つきをしていましたが、今日はすっかり穏やかな目になっていました。1回目の様子はこちら↓アロハち
「勝ち抜き早食い競争」ビリー×モコ×Taytay×ハナ
4月2日(火曜)は、初のトレーニング・グループレッスンを開催しました。ドッグパークでやる予定でしたが、今日は豪雨で無理だったので、いつものトレーニングスペースで行ないました。先週からプライベートレッスンを重ねてきた、ボクサーmixのビリー、トイプードルのモコちゃん、チワワmixのTa
ストレスでイライラ・ガチガチ!トイプードル・マハロのトレーニング#2回目
4月2日(火曜)の1件目は、先日赤ちゃんとトレーニングに来た2匹のトイプードルの男の子のほうマハロくんのプライベートレッスンでした。前回の初レッスンは1時間以上ずっと保定で終了してしまいましたが、帰りの車に乗せるときオスワリして待っていたそうで、ご夫婦でビックリしたそうです。前回のレッス
身体が緩めば心も緩む:モコ#3回目
4月1日(月曜)の2件目は、トイプードルモコちゃんの3回目のレッスン(トレーニング2回目)でした。今日もお父さんとお母さんが仕事の合間を縫って、現地集合で一緒に参加してくれました。1回目のマッサージクラスのとき、私がモコちゃんを触ろうとしようものなら噛みついてきて、全然触らせてくれませんでし
OGガールの半端ない馬力:マロン#1回目
4月1日(月曜)はプライベートレッスンが2件でした。1件目は2歳のメス、マロンちゃんのトレーニングでした。「オーストラリアン・キャトルドッグやケルピーが混じってるのでは」と言われるそうですが、飼い主さんもホントのとこは不明だそう…。大きさの割に馬力がとにかく凄かった。
テディの靴下への執着を断ち切る#2回目
3月31日(日曜)最後のレッスンは、先日マッサージのレッスンに来てくれたMoodleのテディくんでした。今日は、トレーニングのプライベートレッスンに、10歳のお嬢さんと5歳の息子さんも一緒に参加してくれました。飼い主さんの悩みはカウンセリングシートにビッシリと書いてありました
オーストラリアンラブラドゥードルの本場でのトレーニング体験記(フランキー)
31日(日曜)の第2・第3枠は、本場のオーストラリアン・ラブラドゥードル(AL)、フランキー(Flunky)のドッグマッサージとトレーニングのプライベートレッスンでした。日本ではオーストラリアンラブラドゥードルを大きさ別に細かく分類(ミニチュア・ミディアム・スタンダード)していますが、オース
事件の起きる現場での実践訓練:ビリー
本日(3/31)の1件目は、ボクサーmixのビリー(Billie)の出張プライベートレッスンでした。いつもの会場ではなく、実際に困りごとが発生している現場であるドッグパークで練習をするためです。ドッグパークで待ち合わせしたのですが、ビリーと飼い主さんは約束の時間より先に来て、すでに自
モンテッソーリと内発的動機づけ
子どもは褒め言葉を必要としない。褒められるとかえってがっかりする。内面からの充実感や自信を持っている子に、変に褒めたり、ご褒美をあげたりするのは、子どもの内面からの尊厳を無視すること。と言うのが、モンテッソーリ教育の考え。モンテッソーリ教育は障害児教育のために開発された理論ですが、こ
コマンドで操作する訓練が裏目に出た超大型犬:ハナ
コマンドで犬を操作する訓練が裏目に出ていた興奮の沸点が低すぎる超大型犬・ハナ3月30日(土曜)のレッスン2件目は、先日マッサージを受けにきてくれたスタッフィーmixのハナちゃんでした。飼い主さんは、「マッサージを始めてから、今までよりも興奮のレベルが下がったような気がします」と、言ってく