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カイロス・ドッグトレーニングの由来

カイロス

ギリシャ語(ラテン文字転写:Kairos)

⒈ チャンス(機会)を表す男性神

好機はすぐに捉えなければ、後から捉えることは出来ない

⒉ 時間感覚のうち、人間の主観的・内面的な時間を表す概念
(質的なもの、決定的な瞬間)

この「カイロス」という言葉は小児精神科医の渡辺久子先生の本で知りました。

渡辺久子医師の情報はこちら

この本を読み、「カイロス」という言葉の意味を知った時、これこそが「犬と向き合うための原点」だと思いました。

「今ここ」を生きる犬から、私たち人間が学べることはたくさんありますし、そのために私たち人間が心掛けるべきことを表す言葉も「カイロス」だったのです。

  • タイミングをのがさない
  • 主観的・内面的な時間の感覚を共有する

ということ。

You live in the moment. First, I’ll trust you, then you’ll trust me.

『うちの「犬」がダメなんだ」と飼い主が一方的思っていると、愛犬は指示に耳を貸さないし心を開きません。そのような状態のまま、上から犬に要求を押し付けていてもなかなか効果は出ません。

犬にしつけを施す前に、まずは飼い主自身のマインドセットを整えることがとても重要です。

自らが相手(愛犬)の立場を理解し、相手(愛犬)を尊重し、助ける

というスタンスで臨めば、あなたと愛犬は必ず深い信頼関係で結ばれ、最高の関係を築くことができます。

Shizuka “Suzy” Ishida

Shizuka “Suzy” Ishida

2005年より東洋思想をベースにした「ごほうびにオヤツを使わない犬のしつけ方」を提唱。吠える・噛むの問題を抱えた小型犬のしつけを得意としていますが、保護犬の心のリハビリもしています。当サイトで提示しているしつけ方法はすべての犬に100%当てはまるものではありません。性格や状況によって対処方法はさまざまです。お試しになる際はあらかじめご理解のうえお願いいたします。

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