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犬のしつけ論

Suzyの考える
「犬のしつけ」
について語ります

記事数 91
  • 犬のしつけ論

赤ちゃん・子どもと暮らす

子育ては犬を捨てる理由にならなくなった「もうすぐ子どもが生まれるから」という理由は「引っ越しするから」とならんで犬を捨てる人の言い訳として一昔前はごく一般的なものでした。それと比べれば赤ちゃんが生まれるからといって飼い犬を手放す人が減ったことは素晴らしいことです。わが子が生まれるママ

  • 犬のしつけ論

オヤツを使わないしつけ

ご褒美にオヤツやオモチャを使いませんもともと犬は自分の群れのために役に立ちたいと考える生き物です。カイロスドッグトレーニングでは「犬に飼い主の役に立ちたいという気持ちが芽生えれば、自発的に飼い主の困ることをしなくなる」という考えを基本にした「犬のしつけ方」を、飼い主が身ひとつで愛犬と意思

  • 犬のしつけ論

愛犬を通して、飼い主が自分自身を変えよう

「犬をどう変えたか」じゃなくて、「自分がどう変わったか」という軸で、犬のしつけを考えます。犬のしつけの目的を犬の側に置くのではなくて、飼い主側に置く考え方です。愛犬をしつけ直すことで飼い主自身が変わることができれば、そのとき、犬との暮らしが初めて双方にとって楽しいもの

  • 犬のしつけ論

ご依頼の多い犬種(小型犬編)

Suzyは自分がチワワを飼っていたこともあり、また、集合住宅住まいのため、体重10キロ程度までの「マンションサイズ」の犬種のしつけを得意としています。いわゆる訓練士さんたちの多くはシェパードやラブラドールなど訓練性能の高い大型犬を中心に経験を積むことが多く、じつは、愛玩犬のしつけはあまり得意

  • 犬のしつけ論

ご依頼の多い犬種(中・大型犬編)

大型犬では、以下の犬種のご依頼が多い傾向です。 オーストラリアンラブラドゥードル ラブラドールレトリバー ゴールデンレトリバー大型犬のばあいは、引きが強くてお散歩のコントロールができないというお困りを抱え、ご依頼をいただくことがほとんどです。日本国内で一般的に飼

  • 犬のしつけ論

保護犬もいろいろ(雑種編)

「保護犬」を家族に迎えたい!と考える方が増えている一方で、保護犬について不安に思う方から質問を受けることがたくさんあります。長く保護活動をしている方々を差し置いて私がいうのもおこがましいとは思いますが、長く保護活動をしている方々にとっては当たり前すぎることのうち、保護犬を迎えることを検討している

  • 犬のしつけ論

保護犬もいろいろ(純血種編)

保護犬と一口に言っても、その犬たちの背景はさまざまです。保護犬というと「野良犬」をイメージする方もいますが、いわゆる「純血種」の犬たちもたくさんいます。長く保護活動をしている方々を差し置いて、私がいうのもおこがましいとは思いますが、長く保護活動をしている方々にとっては当たり前すぎることの

  • 犬のしつけ論

ペットショップに流通する子犬たちの背景を知る

ペットショップの店頭で子犬を購入する飼い主たち(消費者)は、自分の家族の一員にしようと思って購入していますが、店頭で販売されている犬たちは、そもそも「産業動物(経済動物)」であるということを頭に入れておかなければいけません。産業動物の対義語は「野生動物」です。人間社会の存在に

  • 犬のしつけ論

成長ステージ別:トイレのしつけ

お家の中のトイレで用を足せるようにしておくことは、とても大切なしつけです。愛犬が室内トイレで排泄ができれば…悪天候時(台風や大雪など)に、排泄のために散歩に出る必要がない排泄のタイミングを考えて帰宅する必要がない老犬になり身体が弱ってからも、排泄のために外に出す必要がない排泄

  • 犬のしつけ論

2024年版:家庭での犬の脱走を防ぐテクニック

脱走で迷子になる犬は日本全国で毎日たくさん発生しています。SNSには毎日、迷子になった犬を探す飼い主の投稿がたくさん上がっています。愛犬の命と健康を本気で守ろうひとたび脱走・迷子になってしまえば飼い主の元へ無事に戻れる可能性は少なく、事故に遭ってケガをしたり命を落とすことになります。

  • 犬のしつけ論

ダブルリードは命綱

カイロスドッグトレーニングでは保護犬譲渡の条件として、お散歩時の「ダブルリード」をお願いしています。なぜ、ダブルリードが必要なのかなぜなら、完全に自分の家族と家なのだと理解できるまでは、命がけで逃げようとするのが保護犬の常だからです。多くの場合、保護犬として譲渡される犬は、あなたの家

  • 犬のしつけ論

器の大きなコに育てよう

以前、犬のしつけをするにあたって大切な「3原則」についてご紹介しました。こうした、生活に即した目的を叶えるための「しつけ」の取り組みの過程で、愛犬に「あるもの」が育っていきます。心の器それは「心の器」です。心の器とは、物事に対する許容範囲やキャパシティーのことを指します。

  • 犬のしつけ論

感情を冷静にコントロールする能力(自己抑制機能)を育む

Suzyが提唱する「犬のしつけ」はエサ(フードやオヤツ)を使ってコマンドに従うことを重視していません。犬自身の自己抑制機能(自制心)を養うことと飼い主が犬のことばを正しく理解することを重要視し、これらの能力の向上に取り組むことを目的としています。「自己抑制機能を鍛える

  • 犬のしつけ論

「犬のしつけ」にも使っていたナッジ理論

ナッジとは、行動科学の知見から望ましい行動をとれるよう人を後押しするアプローチのことを言います。多額の経済的インセンティブや罰則といった手段を用いるのではなく「(人が)意思決定する際の環境をデザインすることで自発的な行動変容を促す」という考えです。2017年、シカゴ大学のリチャード・セイラー

  • 犬のしつけ論

保護犬の飼い主になりませんか?

子犬・子猫の時からずっと大切に育てられ、飼い主さんに見守られて天寿をまっとうすることのできるワンちゃん・ネコちゃんがいる一方、何らかの事情で最期まで飼い主さんに飼い続けてもらうことのできなかった子たちや、生まれながらに厳しい環境を生きている子たちが、この日本にはまだまだたくさんいます。私は「

  • 犬のしつけ論

モンテッソーリと内発的動機づけ

子どもは褒め言葉を必要としない。褒められるとかえってがっかりする。内面からの充実感や自信を持っている子に、変に褒めたり、ご褒美をあげたりするのは、子どもの内面からの尊厳を無視すること。と言うのが、モンテッソーリ教育の考え。モンテッソーリ教育は障害児教育のために開発された理論ですが、こ

  • 犬のしつけ論

個性を尊重し幸せに暮らす方法:イヌと飼い主はちがう人格

フリスビーやアジリティなどのドッグスポーツやドッグダンス、そしてショーといった活動に愛犬とともに参加することは、犬とともにできる競技として注目を集めています。これらの活動は愛犬との絆を深めポテンシャルを引き出す手段として、多くの飼い主に取り入れられています。しかしながら、その一方でこ

  • 犬のしつけ論

愛犬を変えたければまず飼い主が変わる:ミラーニューロンと情動感染

犬のしつけで一番大切なのは、犬がコマンドに反応して、指示された動作を行うことができるようにすることではありません。飼い主との暮らしのなかで出会う出来事や人・犬・モノに対して、過剰に反応しない「感情のコントロール力」を、愛犬に身に付けてもらうことです。動作を覚えさせるよりも「心の在り方