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犬の「感情のコントロール」とは

犬の「感情のコントロール」とは前頭前野の抑制機能(我慢する心)のことを言います。

つまり、反応抑制や自己抑制の機能を高めることです。

前頭前野の抑制機能が低下していると…

これは非常に高度な脳の機能で、この機能が低下していると、

  • ちょっとしたことに反応してすぐ吠える
  • キレやすい (すぐに噛み付く・怒り出す)
  • イライラしやすい
  • 落ち着きなく動き回る

といった症状が現れます。

これを鍛えるには前頭前野をバランスよく鍛えることが必要となります。

前頭前野が怒りの抑制をしているので、ここが傷ついていたり未発達だと、先ほどの症状が出ます。

若いうちから鍛えよう

前頭前野の能力が固定化される前の子犬のうちから反応抑制や自己抑制の能力を鍛えておくと、高いレベルの抑制機能が固定化された大人の犬に成長します。

つまり、とても自己抑制が効いたキレにくい犬になるということです。

そして、そうしたイヌたちは学習能力も高く、教えられたことをぐんぐん吸収していきます。

抑制機能が弱い状態である犬の場合は、あれこれ教え始める前に、優先的にこれらの機能を鍛えることが重要となります。

記憶力や学習能力を高めるのは、抑制機能を十分に鍛えてからにしたほうが、効率のよい学びをすることができます。

このような取り組みを、段階を追って実践できるように、それぞれの犬の精神発達の度合いに合わせたトレーニング・カリキュラムをつくっています。

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Shizuka “Suzy” Ishida

Shizuka “Suzy” Ishida

2005年より東洋思想をベースにした「ごほうびにオヤツを使わない犬のしつけ方」を提唱。吠える・噛むの問題を抱えた小型犬のしつけを得意としていますが、保護犬の心のリハビリもしています。当サイトで提示しているしつけ方法はすべての犬に100%当てはまるものではありません。性格や状況によって対処方法はさまざまです。お試しになる際はあらかじめご理解のうえお願いいたします。

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